荒尾市の魅力が多くの人に伝わるように、プロモーション映像を制作しました。
全部で6本の映像がありますので、お好きな作品からぜひご参照ください。
荒尾市プロモーション映像 本編
ココロARAO わたつ海にもゆる華
平成27年度制作
約15分09秒
ストーリー
少し古風な女の子が、あるまちを旅する物語。
駅に降りた女の子が、訪れる先で起こるちょっと変わったできごと。
各地点で現れるトランプカードが示す意味とは・・・
映像を見て、楽しんでいただけるように、動画の中では、説明等は極力行っておりません。
興味を持っていただけたら、下記の動画の解説、各素材の紹介サイトなどをご参照ください。
解説 ※先に映像をご参照いただいた後にお読みください。
1.白蓮が好きなちょっと古風な女の子が電車の旅で、荒尾駅に降り立ちます。
手に持っているのは、白蓮の歌集「幻の華」。
2.そこからバスで向かった先は、三池炭鉱 万田坑です。
歴史を刻む重厚な機械類に圧倒されながら進むと、なぜか古い電話のベルが鳴ります。
電話機の下には、トランプカード(ハートの5)が・・・
そして、裏には白蓮の歌が書いてあります。
3.次にバスで向かった先は、猫宮です。
先ほどの歌の意味を考えながら歩くと、猫宮へ到着します。
あたたかい日差しが気持ち良く、女の子は、そこで、うとうとと眠ってしまいます。
4.夢の中に入った女の子は、猫になって荒尾の梨園を訪れます(猫目線での映像)。
梨狩りをする子どもたちを見たり、梨農家のご主人と遊んだり・・・
そして、足にハートのマークのある猫ちゃんも登場します。
※梨農家のご主人のお顔が変わる理由は、『荒尾梨編』をご参照ください。
5.女の子が目を覚ますと、持っていたトランプカードの数字が変わっていること(ハートの4)に気づきます。
そして、裏には、また別の歌が書いてあります。
6.その次に来たのは、小代焼の窯元です。
小代焼の作品をながめていると、一つの作品に目がとまります。
早速、購入して開いてみると、中からまたトランプカード(ハートの3)が出てきます。
7.引き寄せられるようにやってきたのは、宮崎兄弟の生家。
空には、雲が目まぐるしく流れ、不思議な感覚を覚える女の子。
雨が下から上にのぼっていき、時間がさかのぼっていくかのようです。
8.水の中から現れたトランプカード(ハートの2)の裏には、また歌が書いてあります。
何かに驚いたような女の子の前に、とつぜん現れた男の子。
女の子の手を引き、いっしょにかけていきます。
男の子は、いったい誰なのか・・・
9.ふたりで、かけていった先は、荒尾干潟。
夕日のしずむ中、何か言葉を交わすふたり。
男の子の手が離れ、手元を見るとトランプカードに変化が・・・
10.カードの中央に現れた『蓮の花』
炎が現れ、ハートのマークに変わります。
11.最後に出てくるハートのA(エース)のトランプカードの裏には・・・
幾億の 生命(いのち)の末に
生れたる
二つの心 そと並びけり
12.男の子がいなくなったことに気づく女の子。
でも、それまでの不安な感じはなくなり、どこかほっと安心した表情をみせます。
あらおの旅を案内してくれたトランプカードを歌集にはさみ、女の子は歩いていきます。
柳原 白蓮(宮崎燁子)
中国の辛亥革命を支えた宮崎兄弟のひとり宮崎滔天の長男 宮崎龍介 の妻
大正時代に美貌の歌人として知られ、NHK連続テレビ小説「花子とアン」では、主人公・花子の「腹心の友」葉山蓮子のモデルとなっています。
龍介と白蓮は、多くの手紙のやり取りをしていますが、当時は、手紙が届くのに時間がかかったり、届かなかったりすることもあったことから、手紙の内容がきちんと伝わっているか、順番がちぐはぐにならないように、手紙に順番にトランプカードをはさんでやり取りをしていたということです。
今回の映像は、二人の愛をつないだトランプカードを使って、あらおのスポットを巡るストーリーが展開していきます。時代がさかのぼり、タイムスリップをしたかのような場面で登場する男の子と女の子。それは、龍介と白蓮なのか・・・
関連リンク
他の作品もあわせてぜひご参照ください。
- ココロARAO わたつ海にもゆる華(本編)(約15分09秒)
- 万田坑(約2分29秒)(サイト内リンク)
- 荒尾梨(約1分35秒)(サイト内リンク)
- 小代焼(約2分15秒)(サイト内リンク)
- 宮崎兄弟の生家(約1分29秒)(サイト内リンク)
- 荒尾干潟(約1分52秒)(サイト内リンク)