荒尾市部落差別をなくす等人権を守る条例を改正しました

荒尾市では、1995（平成7）年に「荒尾市部落差別をなくす等人権を守る条例」を制定し、あらゆる差別をなくし「人権文化の花咲くまち」の実現に向け、取り組んできました。

しかし、その間にも各地で部落差別にもとづく土地差別発言や施設への落書き等は依然として発生しており、また、障がい者や性的少数者(LGBTQなど)、在日外国人等への差別も続いています。さらに近年ではインターネットによる誹謗中傷の書き込みや新型コロナウイルスの感染者やその家族、医療従事者等に対する差別や嫌がらせも発生しており、人権侵害につながる事案がさらに複雑多様化しています。

これを受けて、国は2016（平成28）年12月に部落差別解消推進法を施行し、部落差別のない社会の実現に向けた様々な取り組みが行われており、荒尾市においても部落差別等あらゆる差別の解消を図るため、条例の見直しを行い、2022（令和4）年12月に改正しました。

主な改正点として、相談体制の充実や人権教育の推進および啓発活動の充実を図ることを新たに盛り込み、国や県および各種関係団体とイベントや講演会をとおして連携を図っていきます。

今後も差別解消に向けて、引き続き様々な取り組みを行います。市民の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

荒尾市部落差別をなくす等人権を守る条例改正チラシ (PDF 1.76MB)荒尾市部落差別をなくす等人権を守る条例 (PDF約76KB)
「熊本県部落差別の解消の推進に関する条例」をご存知ですか(PDF約1.83MB)
部落差別の解消の推進に関する法律」が平成28年12月16日から施行されました(PDF約373KB)
熊本県ホームページ（外部リンク）
法務省ホームページ（外部リンク）