令和2年2月7日(金曜日)、田上副市長が中国・武漢市へ医療物資を送るため、中国駐福岡総領事館を訪問しました。
中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス関連肺炎は、今なおその勢いがとどまらず、連日日本を含む世界各地で報道されています。武漢市には、宮崎兄弟と深い友情で結ばれた孫文の顕彰施設であり、荒尾市宮崎兄弟資料館と同じく「孫中山・宋慶齢紀念地連席会議」のメンバーでもある「湖北省辛亥革命武昌起義紀念館」「武漢辛亥革命紀念館」「武漢市中山艦博物館」の3館があります。
今回の一件が起こり、荒尾市としては、宮崎兄弟と孫文の友情の歴史に鑑みて、救援物資を送ることとしました。国内の医療機関等に支障が生じないよう、県内の各業者に在庫等を問い合わせながら、同時に中国駐福岡総領事館にも相談させていただき、医療物資が著しく不足していることが分かりました。その結果、医療用プラスチック手袋2万6千枚を集め、中国駐福岡総領事館を通じて武漢市へ医療物資を送ることとしました。
田上副市長が、市長から預かった中国へのお見舞文をお渡しすると、康総領事代理は「こうした時期に支援をしてもらい、荒尾市の友情は本当にありがたい」とのお言葉を述べられました。
支援物資を積み込む浅田市長(中央)と田上副市長(左)
中国駐福岡総領事館にて康総領事代理(右)へ支援物資を引き渡す田上副市長(左)