熊本地震で被災し、その後の大雨で流されたとみられる南阿蘇村の文化財を示す標柱が荒尾市の蔵満海岸で発見されました。
荒尾市環境保全課で標柱を回収し、平成28年8月1日(月曜日)に南阿蘇村へ標柱をお返ししました。
この標柱は、南阿蘇村の床瀬川に架かる石橋「床瀬川橋」の近くにあったもので、橋の名前や説明などが書かれてあります。
平成28年8月1日(月曜日)午前10時30分ごろに荒尾市を出発し、午後1時過ぎに南阿蘇村長陽庁舎に到着しました。
南阿蘇村教育委員会の藤岡教育長は、「床瀬川橋が復旧した際は、漂着した現物を使用し、蔵満海岸で発見された旨を記載し、流される前と同じ場所に掲示したい。」と言われていました。
今回、荒尾市の海岸に流された縁を大切にして、今後も復興に向けた支援や交流を続けていきたいと思います。