宮崎兄弟の生家施設開館20周年記念事業を実施
今年20周年を迎えた宮崎兄弟の生家施設で、9月28日、毎年地域の一小元気づくり委員会の皆様による「音と光の祭典」と共同で記念事業を実施し、その第1部として「宮崎兄弟の生家施設開館20周年記念式典」を開催しました。
多くの来賓の方々に御列席いただく中、記念式典のオープニング公演として、地域に伝わる「上荒尾熊野座神社神楽(上小路子ども神楽)」で、おごそかに式典の幕を開け、来賓の李天然・中国駐福岡総領事からは、「宮崎兄弟の生家施設は、中日のシンボルとして、中国に勇気と感動を与えました。このような時世だからこそ、中日の友好の歴史を振り返ることが大切です。」というような内容の挨拶をいただきました。
そして、宮崎家の子孫家等の施設運営でお世話になった方々に対する前畑市長による感謝状の贈呈式の後は、日本女子大学の久保田文次名誉教授による記念講演会では、ユーモアを交えてわかりやすく解説され、出席された皆さんは興味深く話を聴いていました。
式典の終了後は、第2部の「音と光の祭典」が開かれ、この日の生家は、夜まで多くの人々で賑わい、地域の方々と共に、20周年を迎えた喜びを分かち合うことができました。
今後も当施設では、この「宮崎兄弟の生家」の顕彰と発信を行い、宮崎兄弟たちの活躍や荒尾市と中国の友情の歴史を末永く伝えていきたいと考えております。