NHK連続テレビ小説「花子とアン」に宮崎滔天の奥さんが登場!!

前回、NHK連続テレビ小説「花子とアン」に宮崎龍介が登場したことをお伝えしましたが、昨日の放送から、とうとう宮崎滔天の奥さん・宮崎ツチが登場しました!

ドラマ中では、「宮本浪子」という名前で登場しているツチさん。
このツチさん、滔天が中国革命のために家をあけることが多かったことから並々ならぬ苦労をしています。
詳しくは、資料館ホームページの「宮崎家の女性たち」をご覧ください。

• 宮崎家の女性たち

そんなツチさんが石炭販売などで生計をたてている間、一時期長男・龍介はツチさんの実家・前田家に預けられていました。
その間、龍介は八久保小学校に通学していて、現在八久保小学校は残っていないのですが、その跡に龍介筆による石碑があります。

前田家は、現在の玉名市天水町小天の豪農(郷士)で、ツチさんは民権運動家としても知られる前田案山子(まえだかがし)の三女として生まれました。
この前田家、実は夏目漱石の小説『草枕』と深い関係があるんです!
もっと深く知りたい方は、草枕交流館(玉名市天水町小天)のホームページをご覧ください!

• 草枕交流館ホームページ

このようなツチさんがモデルの「浪子」さんと「蓮子」の関係は?
宮本家はこれからどうなっていくのでしょうか?
伊藤伝右衛門のところではお姫様として扱ってもらっていた蓮子が、宮本家では「平民」(ドラマ中の浪子と蓮子のセリフ)扱いと、「浪子」さんと「蓮子」さんとの絡みも、とても楽しみですね!

伊藤伝右衛門邸での白蓮の暮らしぶりについては、旧伊藤伝右衛門邸を見れば分かるはず。下記リンク先も是非ご覧ください。

• 旧伊藤伝右衛門邸ホームページ

「花子とアン」をきっかけに多くの方が、宮崎家やその所縁の人々について知り、それを伝える九州の各施設に足を運んでいただけたら、とても嬉しいです!
これからも、当宮崎兄弟資料館ではさまざまな魅力を発信していきますので、是非ご注目ください!