宮崎滔天と孫文の友情を今に伝える「友情の梅」が開花しました。昨年に引き続き、今年も例年より早い開花となりました。多くの蕾が膨らんでおり、これから暖かい日が続けば次々と開花すると予想されます。今年の見ごろは、1月末から2月初頭頃までとなりそうです。
「友情の梅」と呼ばれるこの木は、大正2年(1913)に孫文が辛亥革命成功のお礼のために荒尾を再訪した際に撮られた写真に写る梅と伝わっており、樹齢250年から300年の白梅です。(※二枚目の写真背景に写っている梅の木です。)
宮崎家の遠祖は菅原道真公と言われており、宮崎家の先祖が太宰府天満宮から移し植えたものと伝わっています。
宮崎兄弟の生家では、これから春が近付くにつれ、あんずや桜、そして牡丹などの花が咲きます。春を告げる花々が咲き誇る4月には「牡丹茶会」や「牡丹文芸・美術展」など、春を楽しむイベントも開催予定です。生家の庭には無料でご入場いただけますので、お近くまでお越しの際は、ぜひ宮崎兄弟の生家施設にお立ち寄りください。皆様のご来場をお待ちしております。