荒尾市では、平成26年度から「孫文記念館交流事業」としてシンガポール孫中山南洋紀念館・晩晴園と学術交流をメインとした文化交流を重ねてきました。この事業の大きな目的は、密接な協力関係のもとに、情報交換及び学術交流を行い、5年間の協定期間内に学術報告書を共同で発刊することであり、このたび、共同報告書を発刊するに至りました。
これを記念し、「宮崎兄弟と孫文の遺産」と題するイベントを荒尾総合文化センターで開催します。
シンポジウム「宮崎兄弟と孫文の友情の歴史をもとに地域の可能性を考える」では、共同報告書の執筆者及び専門家から、宮崎兄弟と孫文、そしてシンガポールがどのようにつながるのか、またその歴史的価値や現代における価値について、ご紹介いたします。シンポジウムのほか、荒尾第一小学校の6年生によるペープサートや荒尾太鼓による宮崎滔天をイメージした曲の披露など、見どころ満載のイベントとなっております。
これを機会に、今につながる荒尾・日本とシンガポールの交流の軌跡を知ってみませんか。多くの人のご来場をお待ちしております。
日時
令和元年9月1日(日曜日) 午前10時から
会場
荒尾総合文化センター 小ホール
内容
【オープニングセレモニー】
【シンポジウム】
- テーマ「宮崎兄弟と孫文の友情の歴史をもとに地域の可能性を考える」
- 個別報告(柯 木林氏〔シンガポール孫中山南洋紀念館学術顧問、共同報告書執筆者〕、猪飼 隆明氏〔大阪大学名誉教授、共同報告書監修者〕、姜 尚中氏〔熊本県立劇場館長〕)
- ディスカッション(柯 木林氏、陳 子宇〔シンガポール国家文物局副局長〕、姜 尚中氏、野田 真衣〔共同報告書執筆者〕)
【アトラクション】
- ペープサート「宮崎兄弟と孫文の友情ものがたり」(荒尾第一小学校6年生)
- 和太鼓「怒涛」(荒尾太鼓)
【フィナーレ】新協定書調印
荒尾市宮崎兄弟資料館とシンガポール晩晴園は、平成26年9月25日に調印した「シンガポール晩晴園ー孫中山南洋記念館および日本荒尾市」宮崎兄弟資料館提携についての基本協定書」に基づき、5年にわたり交流を重ねてきました。そして、令和元年9月、協定期間の終了を迎えるにあたり、5年間の交流の集大成である共同報告書「日本からシンガポールへ 宮崎兄弟と孫文と辛亥革命」の発刊を記念するイベントを開催いたします。
定員
約400名
参加費
無料 ※事前申し込み不要