本日、『明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域』が、ユネスコへの本年度の世界遺産推薦候補とされましたことにつきまして、まずは関係各位に心から感謝申し上げます。
「万田坑」を含む本資産は、平成18年の九州地方知事会議での政策連合項目として「九州近代化産業遺産の保存・活用」が決定し、平成20年に「九州・山口の近代化産業遺産群」世界遺産登録推進協議会が発足しました。
平成21年1月にユネスコ世界遺産暫定リスト入りしてからは、国内外の専門家の先生方から様々なアドバイスをいただき平成25年4月にユネスコへの推薦書案を国へ提出し、今回の吉報を待ち望んでおりました。
地域の資産である「万田坑」が、世界の宝となることは、荒尾市にとっては大変光栄なことであるだけでなく、地域の皆さん方にとっても大きな誇りとなるものと確信しております。
今後も、政府、本協議会事務局および本協議会構成自治体との連携を一層強化し、平成27年に世界遺産登録が実現できるよう、邁進して参りたいと考えております。
平成25年9月17日
荒尾市長 前畑淳治