食品ロスとは
食べられるのに捨てられている食品のことです。
全国では、年間600万トン以上の食品ロスが発生しています。
食品の中には、手付かずの状態で捨てられている食品もあり、この状況を多くの方に知っていただくことが大切です。
食品ロスの約半分は家庭から
年間600万トンのうち、約300万トンは家庭からのものです。一人あたりに換算すると、年間約50キログラム、毎日お茶碗1杯分(約140グラム)の食べ物を捨ててる計算になります。
食品ロス削減のためには、家庭での取り組みが必要です。
家庭から発生する「食品ロス」の原因としては
- 調理の時に食べられる部分も捨てている。
- 食べ残し
- 冷蔵庫に入れたままで、賞味期限・消費期限が過ぎて捨てている。
などが考えられます。
冷蔵庫の中身をチェックしましょう
冷蔵庫の中には、期限切れとなっている食品はありませんか?食品の在庫を管理することができる「食品ロスチェック表」を活用して「食品ロス」を減らしましょう!無駄な買い物が減って、家計にも助かります。
消費期限と賞味期限を正しく理解しましょう
食品の期限表示は、「消費期限」と「賞味期限」の2種類があります。いずれも開封していない状態で、保存した場合の期限が表示されています。
期限 | 意味 | 表示がされている食品の例 |
---|---|---|
消費期限 | 安全に食べられる期限 |
弁当・惣菜など (早く悪くなるもの) |
賞味期限 |
おいしく食べることができる期限 ※期限を過ぎたら「食べられない」ではありません。 |
菓子・缶詰など (劣化が比較的遅いもの) |
※イメージグラフの内容は記事中に記述
※消費期限と賞味期限を正しく理解して、食品を無駄なく、使い切り。「食品ロス」を減らしましょう。