市民の皆様へ（8月3日市長メッセージ）

令和2年からの新型コロナウイルス感染症への対応が既に3年目と長期化する中、市民の皆様はじめ各種事業者の皆様、とりわけ医療や介護に携わる方々など、大変なご苦労をされているところであり、すべての皆様のご苦労とご協力に心より感謝申し上げます。

BA．5系統による第7波と呼ばれる爆発的な感染拡大を受け、熊本県においては昨日、「BA．5対策強化宣言」を行いました。これは県下の危機的な感染状況や病床使用率など医療逼迫の状況を踏まえたもので、全国初となりました。

荒尾市においても最近の感染状況は非常に深刻な状況にあり、私からも熊本県の「BA．5対策強化宣言」の対策に基づき、大切な人や日常を守るため改めて次のことを市民の皆様にお願いします。

• 高齢者や基礎疾患のある人、出産間近の妊婦さんはなるべく外出を控える
• お盆を控え、帰省前のワクチン接種・検査の受検
• 普段会わない人との旅行はなるべく延期
• エアコン冷房中も定期的な換気
• 熱中症に注意しながら会話時のマスク着用　などの感染対策
• 発熱外来への患者も急増している状況から、診療・医療機関の円滑な受診体制を確保し、真に必要な方が円滑に受診出来るよう、症状が軽い方等は、平日昼間の受診など、医療機関の適正な受診
• 新型コロナの感染防止にはワクチン接種が最も有効なので、接種を希望される方は、市内医療機関や集団接種などでの早めの接種

　本市及び近隣市町においても、日々100名を超えるような感染者が確認されている状況で、皆様方の家庭や職場といった身近なところでも、その感染力の強さを感じておられることと思います。

市といたしましても、感染防止対策を引き続き進めていきますので、市民の皆さまにおかれましても、感染が危機的な状況であることをご理解のうえ、日常生活において、極力、密を避けるとともに、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。

令和4年8月3日
荒尾市長  浅田 敏彦