認知症サポーターとは
認知症サポーターとは何か特別なことをする人ではありません。認知症のことを正しく理解し、偏見を持たずに、認知症の人やその家族を温かく見守る人のことをいいます。
認知症サポーター養成講座の申し込みについて
荒尾市認知症サポーター講座依頼書に記入していただき、開催予定日の1ヶ月前までに荒尾市地域包括支援センターに提出をお願いします。
- 対象:荒尾市内に在住・在勤の方を対象に10名以上の受講生が集まれば開催可能です。
- 時間:1時間から1時間30分
受講後に、認知症サポーターの証として、認知症サポーターカードが配布されます。
認知症サポーター養成講座実施状況
荒尾市では、平成18年より認知症サポーター養成講座を開催し、11,709名のサポーターが誕生しています。幅広い年代に認知症を理解してもらうために、今年度は荒尾市内の全小学校で講座開催が決定しました。その他、地区住民団体や企業などでも講座を開催しています。また、荒尾市では正職員を対象に講座を開催し、受講率100%を達成しています。
(サポーター養成人数は、令和3年4月1日現在の人数です)
荒尾市内の小中学校での講座開催の様子
認知症サポーター養成講座受講者に配付する認知症サポーターカード
認知症サポーターカード(表)
認知症サポーターカード(裏)
講座受講者の感想
- 認知症の方がどのような気持ちでいるのか知ることが出来ました。
- とても勉強になりました。20年前に姑の認知症の介護をしたときのことを思い出しました。このような講座を受けていればもっと適切な介護ができたのにと反省しました。
- 分かりやすくとても勉強になりました。認知症の方との接し方がわかりました。
- 認知症がどういうものか考えるきっかけになりました。
- 認知症の方を支えることが重要であり、なにかをしてあげるとの立場でないことがよく判りました。
- まわりにお年寄りがたくさんいるので声かけをし、観察もしたいなと思いました。
- 「認知症は早期発見・早期治療が重要」自分を含め家族、身内、友人など、お互いに気づきあうようにしていきたいと思います。
- 今すでに認知症の方にたずさわる仕事をしていますが、戸惑うこともあります。言葉と笑顔、本当に気持ちを持って接していかないといけないと思いました。
- 子ども達にも毎年1回はこのような講座を行って欲しいです。
- 加齢によるもの忘れと認知症の違いが分かり安心しました。
- 認知症は、人ごとではないと思いました。
- 認知症サポーターというものを初めて知り、地域全体で取り組むことの大切さを再確認しました。
- 「認知症だから…」と考えず、今まで生きてこられた人生の先輩と思い、話をきちんと傾聴し、理解しようとする気持ちが大切だと再確認できました。
- 自分が家族が友人がなるかも知れない認知症。認知症になっても悔やむのではなく共に生きることを選んだと言える環境つくりは本当に必要だと感じました。