通所型サービスC(からだ元気教室)とは
荒尾市が行っている総合事業サービスの一つです。落ちてしまった体力や筋力を元に戻しつつ、栄養面や口腔面を含めたセルフマネジメント(自己管理)が行えるよう、3か月間、週2回のトレーニングを行う教室で、株式会社ともいきLaboに委託して実施しています。
利用の条件
通所型サービスCは、事業対象者または要支援1、要支援2の認定を受けた人※で、以下のすべての条件が当てはまる人が利用できます。
- 65歳以上85歳未満の荒尾市民
- からだ元気教室を利用することで、身体機能の向上が見込まれる人
備考 介護保険認定の申請をして要支援の認定を受けた人や、基本チェックリスト(心身状態を確認するアンケート形式の調査)で事業対象者と判断された人のことです。介護保険認定の申請や基本チェックリストについては、保険介護課介護保険係にご相談ください。
以下の人は、通所型サービスCの対象外となります。
- 85歳以上の高齢者。
- 進行性の疾患(パーキンソン病ヤールⅢ以上程度の心身状態)の人。
- 心疾患やCOPDのコントロール不良者(=医師から運動制限の指示が出ている人)。
- 認知症高齢者の日常生活自立度が主治医意見書でⅡa以上、又は長谷川式簡易知能評価スケールやMMSEの点数が19点以下の人。
- 排便・排尿コントロール不良者(=衣類の着替えを要するほどの失禁がある人)。
- 歩行補助具(杖や歩行器等)を使っても自立歩行が5m程度未満の人。
- がん末期の人や、がん治療の副作用等によって体調が不安定な人。
診断名だけでなく、状態像まで確認して対象外かどうか診断します。
上記以外の理由で担当ケアマネジャーが「対象外ではないか」と考えたケースについては、通所型サービスCの見学等でリハビリ専門職の評価を経て個別に判断をします。
参考 からだ元気教室(通所型サービスC)の方針について - 荒尾市 (arao.lg.jp)
利用の流れ
- 要支援や事業対象者となった人は、通所型サービスCを利用したいということを担当のケアマネジャーに相談します。
また通所型サービスCの対象条件に該当し、機能向上すると見込まれる人は、担当のケアマネジャーから本サービス利用の提案があるかもしれません。担当のケアマネジャーがいない人は、まず、介護保険の認定結果通知に同封されている居宅介護支援事業所の一覧表を使って担当ケアマネジャーを決めてください。 - 指定された日から利用を開始します。3か月間体力づくりや筋力アップに励み、元の生活を取り戻しましょう。
通所型サービスCの内容
通所型サービスCの内容は以下の通りです。
内容
- 理学療法士や健康運動指導士等の専門職が運動機能面の評価と機能向上プログラムの提供を行います。
- 利用中に1回、生活動作の確認のために、専門職が自宅を訪問します。(アセスメント訪問)
- 月に1回、管理栄養士や歯科衛生士の支援があります。
教室の流れは からだ元気教室(通所型サービスC)チラシ (PDF 1.3MB)をご覧ください。
日時
毎週火曜日と金曜日の週2日、午前10時から12時までの時間で実施します。
場所
ゆめタウンシティモール2階のシティホールで行います。シティホールが別件で使えない時は、荒尾市の地域交流支援館等で行います。
利用負担
月2,000円
ケアマネジャーに関わる通所型サービスC利用者のケアマネジメントについては、荒尾市の介護予防支援及び介護予防ケアマネジメントについてのページをご確認ください。