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(かや)屋根(やね)日本(にっぽん)世界(せかい)誇る(ほこる)伝統(でんとう)技術(ぎじゅつ)

2021(ねん)1月(いちがつ)22(にち)

ユネスコ無形(むけい)文化(ぶんか)遺産(いさん)伝統(でんとう)建築(けんちく)工匠(こうしょう)(わざ) 木造(もくぞう)建造(けんぞう)(ぶつ)受け継ぐ(うけつぐ)ための伝統(でんとう)技術(ぎじゅつ)

2020(ねん)12月(じゅうにがつ)17(にち)日本(にっぽん)新た(あらた)なユネスコ無形(むけい)文化(ぶんか)遺産(いさん)誕生(たんじょう)しました。

その()は、「伝統(でんとう)建築(けんちく)工匠(こうしょう)(わざ) 木造(もくぞう)建造(けんぞう)(ぶつ)受け継ぐ(うけつぐ)ための伝統(でんとう)技術(ぎじゅつ)」。

日本(にっぽん)伝統(でんとう)建築(けんちく)技術(ぎじゅつ)日本(にっぽん)自然(しぜん)環境(かんきょう)適応(てきおう)したもので、自然(しぜん)との共生(きょうせい)循環(じゅんかん)(がた)社会(しゃかい)といった背景(はいけい)(なか)ではぐくまれ発達(はったつ)してきました。

宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)生家(せいか)」には伝統(でんとう)建築(けんちく)工匠(こうしょう)(わざ)がたくさん!

宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)生家(せいか)には、これら伝統(でんとう)建築(けんちく)技術(ぎじゅつ)がいくつも使わ(つかわ)れています。

とりわけ、()引く(ひく)のが(かや)屋根(やね)です。

日本(にっぽん)(かや)屋根(やね)といえば、白川郷(しらかわごう)五箇山(ごかさん)合掌(がっしょう)造り(づくり)集落(しゅうらく)有名(ゆうめい)ですが、実は(じつは)その屋根(やね)造り(つくり)民家(みんか)(かや)屋根(やね)としては珍しく(めずらしく)一般(いっぱん)(てき)には宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)生家(せいか)のような「(やどりき)(とう)(よせむね)」が(だい)多数(たすう)占め(しめ)ています。

断熱(だんねつ)(せい)保温(ほおん)(せい)(あめ)仕舞(しまい)通気(つうき)(せい)・吸音(せい)兼ね備え(かねそなえ)(かや)屋根(やね)は、日本(にっぽん)気候(きこう)適し(てきし)屋根(やね)として古く(ふるく)縄文(じょうもん)時代(じだい)(ごろ)から使わ(つかわ)れてきたと考え(かんがえ)られています。

(かや)屋根(やね)ができるまで

(かや)という植物(しょくぶつ)はそもそもありません。(かや)は、屋根(やね)葺く(ふく)(くさ)総称(そうしょう)で、狭い(せまい)意味(いみ)では最も(もっとも)よく使わ(つかわ)れるすすきのことをいいます。その他(そのた)にも、よし((あし))、かしやす、かるかや、しまがや、ちがや(とう)のイネ()多年草(たねんそう)や、麦わら(むぎわら)(いね)わら(とう)穀物(こくもつ)(くき)といった手近(てぢか)入手(にゅうしゅ)できる材料(ざいりょう)(かや)呼ば(よば)れたのです。

(かや)屋根(やね)ができるまでには、大きく(おおきく)四つ(よっつ)工程(こうてい)があります。

  1. (かや)刈り(がり)
     (あき)収穫(しゅうかく)終わる(おわる)(かや)刈り(がり)始まる(はじまる)青い(あおい)うちに刈る(かる)耐久(たいきゅう)(せい)乏しく(とぼしく)なるため(じゅう)(ふん)枯れ(かれ)てから刈る(かる)必要(ひつよう)があった。西日本(にしにほん)では11月(じゅういちがつ)から12月(じゅうにがつ)(ごろ)一般(いっぱん)(てき)であった。
  2. 運搬(うんぱん)
     毎年(まいとし)(かや)採集(さいしゅう)するために確保(かくほ)された(かや)(じょう)は、集落(しゅうらく)周囲(しゅうい)耕地(こうち)になりにくい山腹(さんぷく)山頂(さんちょう)(とう)につくられた。山道(さんどう)(いえ)まで運ぶ(はこぶ)のは(おも)人力(じんりき)頼る(たよる)しかなく、(かや)刈り(がり)以上(いじょう)労力(ろうりょく)必要(ひつよう)だった。
  3. 貯蔵(ちょぞう)
     刈ら(から)れた(かや)大半(たいはん)屋根裏(やねうら)貯蔵(ちょぞう)された。湿気(しっけ)防ぐ(ふせぐ)ことができ、かつ囲炉裏(いろり)(けむり)にいぶされた(かや)防腐(ぼうふ)(ざい)塗ら(ぬら)れたようなもので30(ねん)から40(ねん)でも貯蔵(ちょぞう)できた。不測(ふそく)事態(じたい)のためにもある程度(あるていど)(かや)(かく)(いえ)貯蔵(ちょぞう)された。
  4. 茅葺き(かやぶき)
     屋根(やね)厚み(あつみ)定める(さだめる)(もと)葺き(ふき)の「(のき)付け(づけ)」、(のき)付け(づけ)をした(うえ)から(むね)をつくる(まえ)までの屋根(やね)(めん)葺く(ふく)(たいら)葺き(ふき)」、(むね)(かや)葺き(ふき)納め(おさめ)(あめ)(かぜ)から守る(まもる)(むね)仕舞い(しまい)」をして完成(かんせい)

 宮崎兄弟の生家の写真



日本(にっぽん)の「(たくみ)」やその「(わざ)」を伝える(つたえる)宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)生家(せいか)。いつもとは少し(すこし)違っ(ちがっ)角度(かくど)から()てみてはいかがでしょうか。

 

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