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荒尾市民病院あり方検討会の設置について

公開日:2010年12月16日

荒尾市民病院は、昭和16年の創立以来、有明医療圏の中核病院として、荒尾市民はもとより、有明地域住民に対しましても、医療の安心と安全、健康の維持・増進を図るため、質の高い医療を提供してまいりました。
また、現在においても、「医療水準の維持と向上」を前提としたうえで、安定した経営基盤の構築、さらには公営企業として自律性を持った病院づくりに積極的に取り組み、地域住民に信頼される病院を目指しているところです。

しかしながら、近年の医療制度改革や診療報酬のマイナス改定、特に平成16年から始まった新臨床研修医制度に起因する急激な医師不足は、医業収益を大幅な減少へと導き、ここ数年、大幅な赤字基調が続く状況の中で、施設の老朽化も進むなど、深刻な状況を招いています。

さらに、地方財政健全化法に基づく、連結実質赤字比率の対象となる病院事業については、本市の財政全体の緊急かつ重大な課題となっており、一刻も早く、不良債務等の解消を図って、健全な比率を堅持し、市全体の健全性を保つ必要があります。

このような状況を踏まえて、荒尾市民病院が地域の中で果たすべき医療を安定的かつ継続的に提供していくため、地域中核病院としての役割や経営の効率化、中期経営計画の点検・評価などについて、第三者を含めて検討する『荒尾市民病院あり方検討会』を平成21年8月6日に設置しました。

平成21年度は合計4回の会議を開催し、利用者であり納税者でもある市民の立場に立ち、「荒尾市民病院の目指す医療」、「経営基盤の安定」、「再編・ネットワーク化」等について幅広い意見交換を行いました。平成22年2月19日には、荒尾市民病院あり方検討会を代表して、小野会長と高橋副会長から市長に対して、「荒尾市民病院のあり方についての提言書」を提出しました。

平成22年度も引き続き、荒尾市民病院が地域において真に必要とされる病院として、さらには安定した経営のもとで良質な医療を継続して提供できる病院となるために、中期経営計画の実施状況に関する点検・評価を行い、市長に報告することを予定しております。

 

平成21年度

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