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荒尾市民病院中期経営計画の平成23年度実施状況について

公開日:2013年3月26日

『荒尾市民病院あり方検討会』では、総務省が策定した公立病院改革ガイドラインに基づき、「荒尾市民病院中期経営計画(平成21年度~平成25年度)」における平成23年度の実施状況について、以下の3つの視点から、点検・評価を実施しました。

  1. 経営効率化
  2. 再編・ネットワーク化
  3. 経営形態

平成24年度第1回の会議では、荒尾市民病院の平成23年度決算状況や中期経営計画の実施状況に関する点検・評価、および、決算状況に基づく経営分析などについて審議しました。

平成24年度は合計2回の会議開催を経て、中期経営計画の平成23年度実施状況に関する点検・評価報告書が取りまとめられ、平成25年1月30日に、小野友道会長(熊本保健科学大学学長)および阪口峻一副会長(荒尾市医師会会長)から、市長に対して報告書が提出されました。

平成23年度の荒尾市民病院の決算状況については、収益的収入が5,666百万円に対し収益的支出が5,318百万円となり、昨年に引き続き増収増益となり348百万円の純利益が発生しました。これにより、前年度繰越欠損金が3,791百万円から3,443百万円へと改善し、順調に推移している状況です。

点検・評価報告書の主な内容は次のとおりです。

1.経営効率化の視点

『平成23年度の決算状況については、昨年度に引き続き増収増益となり、約3億4,800万円の純利益が生じた。また、医学生と看護学生への奨学金貸付制度の創設や院内保育所の設置など、積極的な展開が図られている。前年度の医師2名の増員に続き、1名の医師増員が図られたことは、同中期経営計画の戦略目標である「医療水準の維持・向上」に貢献するとともに収益面でも貢献しており、特に評価できる。
しかしながら、収益に対しての材料費の比率が増加傾向にあるため、共同仕入れ体制の構築、単価交渉の強化、可能な範囲でのジェネリック薬品の活用率の向上など、材料費の低減を図る取り組みを強化する必要がある。』

2.再編・ネットワークの視点

『現時点では、荒尾・玉名の医療圏で、地域完結型医療体制がある程度整えられている状況である。また、現在の経営状況では、病院の統廃合などの再編は現実的ではないと考えられる。
しかし、生活圏が同じである大牟田市を含めた圏域で荒尾市民病院が担う役割や機能など、地域の実情を踏まえたビジョンを明確にするべきである。新たな病院建設については圏域内の医療資源の有効分配を十分に検討し、将来的な病院経営などを総合的に考慮した上で、具体的な建設計画に着手すべきであると考える。』

3.経営形態の見直しの視点

『平成21年度から地方公営企業法を全部適用し、病院事業管理者を中心に経営改善に向けた取組みが進められているところであり、現在の経営状況を見る限りでは、前年度同様、経営形態の見直しを行う必要はないと考えられる。』

平成24年度

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