荒尾市では確認例はありませんが、平成31年3月27日、特定外来生物に指定されている「セアカゴケグモ」1匹が大牟田市内で発見されました。平成30年6月に発見されて以降2例目となります。触れると咬まれることがあります。発見した場合は、素手で捕まえたり、触れないように注意のうえ、駆除していただくとともに環境保全課にご連絡ください。
セアカゴケグモが生息する場所
- 日当たりの良い暖かい場所
- 地面や人工物等のあらゆるくぼみや穴、隙間
(例:プランターの底、室外機の裏、側溝蓋の裏、放置自転車等)
屋外に置かれた傘等に付着して、屋内に持ち込まれる可能性があります。
咬まれたときの症状
- 最初は咬まれた部位に軽い痛みを感じる程度ですが、その後、徐々に痛みを感じたり、かゆみや腫れ、炎症などの症状があります。
- 通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。
- 重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じます。
- 国内でもセアカゴケグモの咬傷例が報告されており、ほとんどが軽症ですが重症化することもあります。咬まれた場合は、最寄りの医療機関にご相談ください。
発見した場合
- 素手で捕まえたり、触れないように注意の上、駆除していただくとともに環境保全課までご連絡をお願いします。
- 駆除するには、家庭用殺虫剤を吹き付けるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の方法により行ってください。
- 1匹見つければ周囲に潜んでいる可能性があるので、よく確認するなど十分に注意してください。
メスに毒があり、体長は0.7センチメートルから1.0センチメートルで腹部に赤色の斑紋があります。
写真はメスのセアカゴゲグモです。