国内外で新型コロナウイルスの感染が拡大しています。学校の臨時休業、催しの中止や各種施設の休館など、市民生活にも多大な影響が出ていることを大変心苦しく感じています。市としましても、拡散防止や市民の不安解消のため、全力で対応していきますので、引き続きご理解とご協力をお願いします。
さて、本市では、今後のまちづくりの指針となる「第6次荒尾市総合計画」を本年3月に策定し、将来像を『人がつながり幸せをつくる 快適未来都市』と定めました。今後、「愛着と誇りを持って住み続けたい」「子育てをしたくなる」荒尾市づくりを積極的に進めてまいります。
では、重点戦略「あらお未来プロジェクト」の5つの柱に沿って、令和2年度の主な取り組みを紹介します。
荒尾市長 浅田 敏彦
重点戦略「あらお未来プロジェクト」
1 切れ目のない充実した子育て環境をつくる
- 中学3年生までの医療費を完全無償化
- 「子育て世代包括支援センター・子ども家庭総合支援拠点」開設
- 小中学校にタブレットを導入し、ICT教育を推進
- 学校給食センターの基本設計等を策定
2 誰もがつながりを持ち、健康でいきいきとした暮らしをつくる
- 新市民病院は、施工業者を選定し令和3年春着工予定
- 潮湯の敷地内に憩いの場を設置
- 保健・福祉・子育て施設の基本構想策定
- 熊本県民体育祭を荒玉地域で共同開催
3 雇用の確保と所得の向上で安定した暮らしをつくる
- 道の駅の基本計画を策定(2カ年)
- 大牟田市と荒尾市で地元企業と学校の就職情報交換会を実施
- 地元高校等の地元企業視察ツアーを開催
- 市内に就職する若者の奨学金返済を補助
4 あらおファンを増やすとともに、移住しやすい環境をつくる
- 転入者や子育て世代の住宅取得や改修にかかる費用を補助
- 荒尾干潟水鳥・湿地センター1周年イベントを開催
- 年間を通じて市観光周遊キャンペーンを実施
- 荒尾出身者等にふるさと情報誌等を送付
5 先進的で持続可能なまちをつくる
- 南新地土地区画整理事業で道路や水路工事を推進
- 南新地地区で先進技術を活用するスマートシティの準備を推進
- 防災情報伝達システムを整備、ハザードマップを作成
- 相乗りタクシーの事業化を推進
※ 関連資料
3月16日、土地区画整理事業が進む南新地地区にて。背後には旧荒尾競馬場のスタンドも。