明けましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、国内外で地震が相次ぎ、また、物価の高騰で日常生活にも大きな影響が出る中、夏に開催されたオリンピック・パラリンピックを舞台に、本市出身の宮浦健人選手と乗松聖矢選手の活躍は、私達に感動と明るい希望の光を与えてくれました。
加えて、10月には、AKB48グループの4代目総監督である倉野尾成美さんが「あらお観光大使」に就任され、荒尾の魅力を全国に発信していかれることを大いに期待しています。
さて、今年は、万田坑を構成資産とする「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されてから10周年を迎えます。先人が築いた歴史を大切にしながら、未来に向けて新たなまちづくりを進める本市では、競馬場跡地「あらお海陽スマートタウン」の整備や荒尾駅舎のリニューアルをはじめ、教育用タブレットを活用した児童見守りサービスを含むスマートシティプロジェクトなどに取り組んでいます。
また、喫緊の課題となっている「少子化対策」についても、第2子以降の保育料無償化など各種施策を展開することで、市民の皆さんに荒尾に住んで良かったと幸せを実感していただける「暮らしたいまち日本一」を目指してまいります。
結びに、市民の皆さまのご多幸を祈念し、年頭の挨拶といたします。
荒尾市長 浅田 敏彦
「あらお観光大使」委嘱式(令和6年10月15日)