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市長室から(令和5年7月)

公開日:2023年7月1日

 ここ数年、私たちの生活に大きな影響を与えてきた新型コロナウイルスは、5月上旬、感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ「5類」へ移行となりました。

 移行後の感染防止対策は、接種対象の希望者へのワクチン接種などを継続しつつ、個人の選択がより尊重され、一人ひとりの自主的な取組が中心となります。マスク着用の判断も同様ですが、暑い季節、着用する際は熱中症にご注意ください。

 今年の梅雨入りは平年に比べ6日早いものでした。令和2年7月豪雨で決壊した関川は県の災害復旧助成事業により、家屋浸水など災害防止の観点から、堤防かさ上げや河道掘削の改良工事が進んでいます。市では市北西部の内水氾濫対策に取り組むとともに、これまでの災害時の対応や教訓を踏まえ、関係機関や自主防災組織との連携強化を図り、防災体制に万全を期してまいります。

 この7月は、荒尾干潟と万田坑が世界の宝として認定された記念すべき月でもあります。日本有数の渡り鳥の飛来地である荒尾干潟は、平成24年7月3日、ラムサール条約湿地に登録されました。現在、漁業で使われるテーラー(荷台付き耕運機)に乗って、干潮時の荒尾干潟を走る体験会を期間限定で開催中です。美しい景色や海の香り、生き物の観察など、荒尾干潟の魅力や自然の雄大さを体感していただければと思います。

 また、万田坑を含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」は、平成27年7月8日、世界文化遺産に登録されました。この度、三池炭鉱専用鉄道で使われていた「炭鉱電車」2両を敷地内に常設展示し、登録記念日に式典を執り行い、同日より一般公開を行います。電車を寄贈いただいた三井化学(株)様をはじめ、保存整備への皆さんからの寄附に心より感謝申し上げます。

 「あらお海陽スマートタウン」(旧荒尾競馬場跡地)の動きでは、市がまちづくりの拠点として整備する、道の駅と保健・福祉・子育て支援施設を集約した複合施設の運営事業者を今月中に決定します。また、民間事業者でも、集合住宅の建設、ITを活用したスマートストアなどで有名な大型総合スーパーを運営する㈱トライアルカンパニーの進出が決まり、他の街区の売却にも弾みがつくものと期待しています。

 10月には新市民病院「荒尾市立有明医療センター」が開院しますが、有明海沿岸道路の延伸の追い風も本市の強みにしながら、スマートシティなど新たな事業にも積極果敢に取り組むことで、「暮らしたいまち日本一」を目指してまいります。                                            

荒尾市長 浅田 敏彦

 

干潟を走るテーラー
干潟を走るテーラー

乗車体験(有料)6月3日(土曜日)から9月10日(日曜日)までの間で13日開催、詳しくは荒尾干潟水鳥・湿地センター(0968-57-7444)へお問い合わせください。

 

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