令和5年度がスタートします。本年度、次に掲げる3つの今日的問題に特に重点的に取り組み、地域包括ケアシステムや健康増進対策の強化、抜本的な浸水対策の着手、荒尾駅と一体となった「あらお海陽スマートタウン」のまちづくりの具体化なども予定しています。
今年度も「あらお未来プロジェクト」を確実に実行し、未来の明るい荒尾市に向けて次のステージに上がる1年にしてまいりますので、引き続き市民の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
荒尾市長
浅田 敏彦
令和5年度の主な取り組み
今日的問題として特に重点化して取り組むもの
- 1月寒波によるノリ養殖被害への対応
- ウィズ・コロナへの円滑な移行
- 子育て支援や教育の充実などによる少子化対策の推進
5つの柱「あらお未来プロジェクト」
1 「切れ目のない充実した子育て環境をつくる」
- 新市民病院と市内産婦人科医療機関の一体的な周産期医療の仕組みを構築
- 子ども医療費の助成対象年齢を15歳から18歳に引き上げ(10月診療分から)
- ファミリー・サポート・センターの子どもの預かり場所として地域子育て支援拠点を活用
- 宮崎兄弟と孫文の友情の歴史を活かして、市内中学生がシンガポールを訪問交流
2 「誰もがつながりを持ち、健康でいきいきとした暮らしをつくる」
- 新市民病院が「荒尾市立有明医療センター」として10月開院
- スマートヘルスケアサービス事業実施(血液検査から将来の疾病発症リスクを予測、デジタル版あらお健康手帳の導入など)
- ICTを活用した糖尿病予防プログラムを実施
- 関係機関が一体となり地域福祉を推進する「荒尾市地域福祉プラットフォーム」を構築
3 「雇用の確保と所得の向上で安定した暮らしをつくる」
- 半導体関連企業などの誘致のため、新たな用地の確保を検討
- 地元企業の紹介動画配信や地元企業と学校との情報交換会などにより地元就職を促進
- 道の駅開業も見据え、特産品開発や新規推奨農作物の導入を支援
4 「あらおファンを増やすとともに、移住しやすい環境をつくる」
- 万田坑で炭鉱電車の一般公開を7月から開始
- 荒尾干潟を活用した体験プログラムの旅行商品化に向けた仕組みづくりを強化
- 子育て世帯の住宅取得を伴う移住への助成を拡充
5 「先進的で持続可能なまちをつくる」
- あらお海陽スマートタウンで準備ができた街区から民間公募を開始
- 荒尾駅周辺地区について駅リニューアルなどのバリアフリー計画と沿道利活用計画を策定
- 道の駅と保健・福祉・子育て支援施設のPFI事業者を7月選定
- 地球温暖化対策で個人住宅や事業所の太陽光発電設備、蓄電池の設置などを補助
有明海沿岸道路の建設と旧競馬場施設の解体が進む「あらお海陽スマートタウン」