新型コロナウイルス感染症が国内で初めて確認されてから3年目を迎えました。この間、事業者や市民の皆さんには感染予防の様々な対応にご協力いただき、改めて感謝申し上げます。市としましては、ワクチン接種の推進や基本的な感染防止対策などを継続するとともに、社会経済活動の回復についても引き続き最重要課題として取り組んでいきます。
さて、令和4年度がいよいよスタートします。4月の新市立図書館の開館や9月の新学校給食センターの給食提供開始など、これまで「あらお未来プロジェクト」で準備してきたものが形になる年度です。また、本市は4月1日で市制施行80周年を迎えました。本年度を、先人たちが築いてきた歴史を後世に引き継ぐ取り組みと先進的なまちづくりが融合する「温故知新」の1年にし、本市の更なる発展につなげてまいります。
荒尾市長 浅田 敏彦
令和4年度の主な取り組み 5つの柱「あらお未来プロジェクト」
〔最重要課題〕 新型コロナウイルス感染症対策
- 3回目ワクチン接種を迅速に実施
- キャッシュレス決済「AraoPAY」でプレミアム付商品券を発行
- 市内宿泊施設を割安で使用できる宿泊チケットを販売
1 「切れ目のない充実した子育て環境をつくる」
- 産科医療機関での宿泊型産後ケアを実施
- 生後6・7か月児対象の相談事業を実施
- 第一小学校敷地内に放課後児童クラブを整備
- 不登校対策で全中学校にフリースクールを設置
2 「誰もがつながりを持ち、健康でいきいきとした暮らしをつくる」
- 令和5年10月開院予定の新市民病院の建物本体工事に着手
- 高齢者の保健事業と介護予防事業を一体的に実施
- 認知症予防等のための認知症大規模コホート調査を実施
3 「雇用の確保と所得の向上で安定した暮らしをつくる」
- マガキの養殖により水産業を活性化
- 市内飲食店などとの連携により地元農産品の消費を拡大
- 半導体関連企業やIT系企業などの誘致活動を実施
4 「あらおファンを増やすとともに、移住しやすい環境をつくる」
- 炭鉱電車の一般公開に向けた保存整備を実施
- ユネスコ無形文化遺産登録予定の野原八幡宮風流の映像記録を作成
- 観光振興、移住定住につながるシティプロモーション戦略を策定
5 「先進的で持続可能なまちをつくる」
- あらお海陽スマートタウンで事業者の公募を開始
- 荒尾駅からスマートタウンまでの一体的なまちづくり整備計画を策定
- 地球温暖化対策で個人住宅や事業所の太陽光パネルなどの設置を補助
新・荒尾市立図書館オープニングセレモニー(令和4年4月1日オープン!)