今年は例年よりも早い梅雨明けとなり記録的な猛暑や少雨が続いていましたが、8月10日から11日にかけての大雨により県内を中心に広範囲で甚大な被害が発生しました。被災された皆さまに心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を願っております。
被災地の復旧、復興に向け、玉名市や八代市などに職員を派遣しましたが、今後も必要に応じて支援を継続し、いつどこで発生してもおかしくない自然災害への備えや防災に一層の万全を期してまいります。
自然災害などの際に地域の防災リーダーとしても活躍する消防団の「県女性消防操法大会」が、益城町で先月あり、応援に行ってきました。本市代表は前回大会2位に続く好成績で3位と健闘しました。5月から練習を重ねた消防団女性隊とそれを支えた消防団の皆さんのご努力に深く敬意を表します。
本市の新たな動きとして、あらお海陽スマートタウンで建設中の道の駅が、6月に国土交通省により道の駅「ウェルネスあらお」として登録されました。道の駅としての機能に加え、子どもの屋内遊び場を併設した保健・福祉・子育て支援施設、大型遊具もある公園・緑地などで構成される複合施設での登録となります。多くの来場者で賑わい、本市の活性化や市民サービスの充実につながる施設となるよう、令和8年度のオープンに向けて着実に準備を進めてまいります。
また、スマートタウンへの民間施設の誘致も、医療機関や温浴設備を併設する宿泊施設の計画が進むなど、他の用地の公募も含めて順調に進捗しています。本市の魅力ある新たな中心拠点となるよう引き続き取り組んでまいります。
さて、この度、令和6年度の各会計の決算状況を公表しました。一般会計は、将来への投資や物価高による行政経費の高騰などで、2年連続で財源不足を補うための財政調整基金(市の貯金)を取り崩す厳しい決算となりました。このことを受け、現在、策定を進めている第6次荒尾市行政改革大綱においても、財政の健全化を最重要課題と考えているところです。
行政改革大綱の策定過程などを通して知恵を出し合いながら、私が先頭に立ち職員一丸となって、将来にわたり持続可能な行財政運営を図ってまいりますので、市民の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いします。
9月7日、競技開始前に消防団女性隊へ激励