九州・山口(長崎県を除く)を領事管轄とする中華人民共和国駐福岡総領事館から、李天然総領事をお招きし、「日中友好の集い」を開催しました。
日時
平成25年11月23日(土曜)11時00分~14時00分
会場
ホテルブランカ「3階ホール」
出席
来賓、当団体会員、一般参加者 合計50名
次第
- 中国民族楽器フルス(ひょうたん笛)演奏
- 開会
- 主催者挨拶[前畑淳治会長]
- 来賓挨拶 [熊本県日中協会 米満弘之会長/国立大学法人熊本大学 谷口功学長]
- 講演「九州と中国」(李天然総領事)
- 交流会
- 謝辞、記念品贈呈
- 閉会
中国の民族楽器「フルス(ひょうたん笛)」の演奏で、「日中友好の集い」の幕開け
フルスの演奏は、大牟田市を中心に活動される日本フルス普及会と大牟田フルス協会の皆さん
主催者挨拶を行う前畑淳治会長(荒尾市長)
熊本県日中協会の米満弘之会長による来賓挨拶
熊本大学の谷口功学長による来賓挨拶
「日中友好の集い」の会場の様子
講演「九州と中国」 中華人民共和国駐福岡総領事館 李天然総領事
講演の主な内容
- 2011年11月に着任してから、熊本県で講演するのは今回が初めてで、宮崎兄弟の故郷・荒尾市は特別な存在である。
- 宮崎兄弟は、孫文を支援し、中国の近代化に大きな役割を果たした。今年9月には、歴代の駐日大使としては初めて程永華大使を宮崎兄弟の生家施設に案内することができた。また、先日には福岡や熊本の留学生約60名を視察させたが、先人の足跡を学べる場所として、来年は100名から200名を荒尾市に派遣したい。
- 東京、大阪、名古屋など各地の大使館や総領事館で勤務したが、九州は中国との交流に特に熱心だと強く感じている。九州の最大の貿易相手国は中国で、2012年の輸出額は10,485億円、輸入額は7,768億円に上り、企業も約600社が中国に進出している。
- 両国は切っても切れない関係で、今後、教育・環境・福祉・農業・観光などの分野で交流を推進し、特に中国が抱える環境問題では、熊本県の水俣病や北九州市の経験に学びたい。
交流会で挨拶をする重村栄副会長(県議会議員)
総領事と共に出席された趙秘書官
「日中友好交流の思い出」コーナー
事前に中国ゆかりの品の出品を出席者に募り、会場内にコーナーを設け展示しました。
会の結びに、迎五男副会長(荒尾市議会議長)が、李天然総領事と趙秘書官へ記念品(荒尾産オリーブオイル等)を贈呈しました。