令和4年12月3日(土曜日)に「2022荒尾市人権フェスティバル」を荒尾総合文化センターで開催しました。
この荒尾市人権フェスティバルは、一人ひとりの人権を尊重し、部落問題をはじめとするあらゆる人権問題を市民とともに考え、「人権文化の花咲くまち」荒尾をつくることを目的に、例年、12月第一土曜日に開催しています。
2020年と2021年は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止しましたが、今年度は開催することができ、20回目の開催となりました。
ステージ発表では、小鳩幼稚園の園児が歌やハーモニカ演奏でオープニングを飾り、子ども達からのメッセージとして、緑ケ丘小学校・清里小学校・荒尾第四中学校の児童・生徒が、人権について学んだことや周囲の人への思いなどを発表しました。また、荒尾第四中学校の生徒が司会を務め、ステージ発表の進行を行いました。
講演会では、真和中学・高等学校情報担当教諭の戸田俊文さんを講師としてお招きし、「ネット社会をかしこく豊かにいきるために」と題し、インターネットやSNSなどでのトラブルに遭わないようにするために大切なことを講演していただきました。
会場では、市内の小学校・中学校・高等学校・支援学校をはじめとする様々な団体から出展していただいた絵画、標語、習字などの作品の展示、福祉事業者によるパンの販売があり、来場者がゆっくりと作品を見る姿やパンを買い求める姿がありました。
来場者からは、「子どもたちからのメッセージにとても感動した」、「心のこもった作品が素晴らしかった」という声がありました。