万田坑を語ることは、荒尾の歴史を語ること
明治35年出炭操業を開始し、わが国の近代化の原動力(エネルギー)として地域と国を支えました。国内最大級の産炭施設であり、日本国内において、石炭採掘のシステムが最も数多く残っております。
国指定重要文化財・史跡。閉山当時の姿をほぼ留め、採炭・選炭・運炭のシステムが分かることから、「九州・山口の近代化産業遺産群」のひとつとして、世界遺産暫定リストに登録されました。
挿話
- かつて石炭は黒いダイヤと呼ばれ、地域は活気に満ちていましたが、エネルギー革命などによって需要が低迷しました。
- 三池炭鉱閉山後初の修復・整備工事を経て、去る4月25日の「万田坑復坑祭」から一般公開を開始し、ゴールデン・ウィーク期間の5月5日までに約2万1千人の入場者数を記録しました。
- 2010年5月8日(日曜日)、ここで結婚式が行われました。また、「青春の門」や仮面ライダーなど、ロケ地としても使われてきました。