マジャク釣り一口メモ
マジャクはアナジャコの地方名で体調10センチメートル前後、シャコに似ているがヤドカリの仲間で、蒸す・揚げる・煮つけなど酒のつまみとしても喜ばれます。
マジャク釣りは、「釜たて」から始めます。
「釜たて」とは、マジャクを釣りやすくするために、干潟の表面を鍬(くわ)で深さ5から10センチメートル、広さ1から2平方メートル程度掘り、水が入らないように周囲に堤防を築くことです。
掘るコツ・釣るコツ
(1)「釜たて」のときに巣穴に泥が入らないように掘るのがコツ!
「釜立て」は、鍬(くわ)に乗った泥が落ちないように少しづつ掘り、周囲に堤防を築くように泥を上げていきます。その際に同じところを何度も掘らないように注意してください。巣穴に泥が入りマジャクが上がりにくくなります。
(2)こちらから捕まえに行かないことがコツ!
- 「釜たて」が出来たら、マジャクの巣穴に筆を静かに入れます。その際、手前のほうから順次入れていくほうがいいです。(奥から入れると手前の穴を踏みつけて釣られなくなり、また新たな「釜たて」が必要となります。)
- 筆は巣穴の深さと曲がりを確認する意味で、奥まで入れてみて10センチメートルくらい引き上げてそのままにしておきます。マジャクが筆を押し上げてきたら、マジャクが押し上げてくる速さに合わせて筆を引き上げていきます。
アナジャコの家
アナジャコのいえはローマ字のYのかたちをしているんだ。
入り口はせまいぞ。敵やごみが入ってこないようになっているんだ。
- とおり道2から3センチメートル
- ふかさ1から2メートル
どうして筆でつれるの?
巣穴の中に入ってきた敵やゴミを外に押し出す性質を利用しているんだ。