本市では、「建築物の耐震改修の促進に関する法律」にもとづき、「荒尾市建築物耐震改修促進計画」を策定しましたので、下記のとおり、お知らせします。
背景
「阪神・淡路大震災(平成7年1月)」では、地震により多くの尊い犠牲者と、住宅・建築物の倒壊等甚大な被害をもたらしました。また、大地震発生の可能性が低いといわれていた地域でも、「福岡県西方沖地震(平成17年3月)」、「能登半島地震(平成19年3月)」、「新潟県中越沖地震(平成19年7月)」などが発生してます。
さらに、最近では、「東日本大震災(平成23年3月)」により、広域に被害がおよんでいます。
これらの状況をふまえると、国内ではいつどこで大きな地震が発生しても不思議のない状況にあるといえます。
策定の主旨
荒尾市としては、地震によって建築物の倒壊被害したとき、住民の生命、財産への影響が低減されるように、市域内にある建築物について耐震化の状況を把握し、それぞれの建築物の耐震診断、さらに耐震改修が促進されることを目的として、地震に対する安全性の考え方、および対応配慮等のことを定め、「荒尾市建築物耐震改修促進計画」を策定しました。