大牟田市の草木八幡神社の宮司・矢野智子様より、改造社刊「海舟全集」十巻を宮崎兄弟資料館に寄贈頂きました。
これは、草木八幡宮の神職であった宇佐家の末裔の宇佐彦麿(穏来彦)が編集し、昭和二年から四年にかけて発行されたものです。
宇佐は勝海舟の門弟で、孫文や宮崎滔天と深い親交のあった人物でもあり、1913年に孫文が宮崎兄弟の生家を訪れた時の記念写真にも写っています。
矢野宮司は、「昨年三月に荒尾市から頂いた友情の梅のお礼もあります。彦麿は滔天や孫文と友情を深めた間柄であり、宮崎兄弟資料館に送ることにしました。ぜひ活用してほしい」と話されました。
宮崎兄弟資料館の基礎資料として、活用させて頂きます。
