生家に春が訪れています
「宮崎兄弟の生家」といえば、孫文ゆかりの「中山梅」や滔天ゆかりの「菩提樹」や「牡丹」が、よく知られているところです。
でも生家のお庭には、「中山梅」以外にも多くの梅の木がありますし、「菩提樹」や「牡丹」以外にもたくさんの花々があり、可憐な花びらを開いています。
今回は、そんな花々の一部をご紹介します。
白梅
毎年1月から3月にかけてのこの時期、生家では「中山梅」以外にも、多くの梅の木が次々と花を咲かせます。
「中山梅」は、比較的早い1月下旬から2月頭に咲き始め、2月の中旬には満開を迎えましたが、この他にも可愛い梅の花が、今、見頃を迎えています。
その一つがこちらの白梅です。
この梅の木は、「中山梅」の奥に「宮崎家代々居住跡」という石碑が立っていますが、そのすぐそばにあります。
何といっても、この白梅が可愛いのはその形。
まるっとした花の形は、思わず顔がほころんでしまうような可愛らしさです。
実は、生家のお庭に咲く多くの梅の木が白梅なのですが…
紅梅もあります!ご存知でしたか?
どこにあるのか探してみるのも楽しいかもしれません!
あんず
皆様、あんずの花をご覧になられたことはありますか?
このあんずは、宮崎兄弟資料館の玄関を通り過ぎ、生家へと向かう途中に植わっています。
木自体も梅の木と似ているため、多くの方が紅梅かと思われるのですが、あんずの花だったんです。
是非、一度見に来てください!
黄水仙
この他にも、生家のお庭には桜の木もありますので、これからの季節は毎日、何かしらの花々を楽しむことが出来ます!
今日も、梅の花にばかり見とれて上を向いて歩いていたのですが、ふと足元を見ると、とてもきれいな黄水仙が咲いていました。
宮崎兄弟の生家施設は、荒尾市の偉人、宮崎兄弟の功績を広く伝えるための施設ですが、生家のお庭は気軽に入れる場所で、憩いの場所でもあります。
担当の職員の方が毎日お世話をしてくれているため、花たちも毎年綺麗に咲いてくれます。
江戸時代に建てられた生家とお庭を見ていると、時間がゆっくりと流れ、非日常的な空間に包まれていくのが分かり、心がとても休まります。
皆様も、気分転換に生家のお庭をお散歩されてはいかがでしょうか?
※「宮崎兄弟の生家」の見学とお庭の散策は無料でご利用いただけます。