平成26年に神戸の孫文記念館から宮崎兄弟資料館にいただいた「日中友好の朝顔」の種。
この朝顔は、清王朝の末裔の「愛新覚羅溥傑(あいしんかくら ふけつ)・浩(ひろ)」夫妻が、北京のご自宅にて大切に育てたと伝わる朝顔に由来するものです。
日中友好の歴史の一端に触れてもらおうと、平成29年度から市内の全小中学校に種を配布し、子どもたちに育ててもらっています。
荒尾第一小学校 | 万田小学校 | 平井小学校 |
府本小学校 | 八幡小学校 | 有明小学校 |
緑ケ丘小学校 |
中央小学校 |
清里小学校 |
桜山小学校 |
荒尾海陽中学校 |
荒尾第三中学校 |
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育てていただいて気づいたことは、宮崎兄弟の生家で育てた朝顔の種の花の色が学校によって微妙に違っていることです。特に平井小学校の朝顔は、ピンクと紫色の朝顔が咲いていてとても興味深いです。アジサイの花の色が土の酸度によって変わることはよく知られていますが、調べたところ、朝顔の花の色は花びらの細胞の中にある液胞の酸度が影響しており、とても変化しやすいそうです。
グリーンカーテンとして活用してもらったり、学校の玄関口で育ててもらい多くの来校者の方に見ていただいたり、ポスターや学校新聞で紹介してもらったりと、子どもたちに大事に育ててもらうことができました。