本日(8月27日)、国において「稼働資産を含む産業遺産に関する有識者会議」が開催され、荒尾市の三池炭鉱万田坑および三池炭鉱専用鉄道敷跡を含む『明治日本の産業革命遺産-九州・山口と関連地域』は、ユネスコへの推薦が可能と評価され、本年度の推薦候補として選定されました。
本遺産群は、平成21年1月に『九州・山口の近代化産業遺産群』としてユネスコ世界遺産暫定一覧に記載され、これまで関係自治体8県11市をはじめ、多く関係者の御理解と御協力により、現役稼働資産を含む28構成資産の世界遺産登録に向けた取り組みを進めてきましたことから、本日の決定は、世界遺産登録への大きな一歩と考えています。
今後、関係省庁により最終的な推薦の選定が行われますが、本市といたしましては、引き続き関係機関等と連携し、平成27年の世界遺産登録が実現できるよう精いっぱい努力して参りますので、皆様の応援をよろしくお願いします。
平成25年8月27日
荒尾市長 前畑淳治