荒尾市の万田坑及び専用鉄道敷跡が「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産としてユネスコ世界文化遺産となってから、はや2年以上が経過しました。
荒尾市では、三池炭鉱(万田坑、専用鉄道敷跡など)によって発展した本市独自の豊かな歴史・文化や産業景観を将来に亘って適切に保存・継承し、地域の方々に郷土の歴史や文化に誇りや愛着を持っていただき、その資源や景観を活用した魅力あるまちづくりを行っていくための契機として、市内の学校現場等における課題や要望、活動実践者からの現況報告などをふまえたシンポジウムを、下記のとおり開催いたします。
1.日時
平成30年3月25日(日曜日)
午後1時から午後4時30分(午後12時30分開場)
2.場所
荒尾総合文化センター 小ホール
※入場無料
3.内容
基調講演1「地域の歴史を活用したまちづくりの可能性」
講師:星乃治彦氏(福岡大学人文学部 教授/福岡・東アジア・地域共生研究所 所長)
基調講演2「世界遺産の現在と将来-過去の記録を未来へと伝えるために-」
講師:本中 眞氏(内閣官房 産業遺産の世界遺産登録推進室 内閣参事官)
パネルディスカッション「世界遺産は炭都の未来(まち・ひと・なりわい)を生み出すか?」
コーディネーター:松浦雄介氏(熊本大学文学部 教授)
コメンテーター:本中 眞氏(内閣参事官)
パネリスト
- 永尾則行氏(荒尾市教育委員会 教育長)
- 安田昌則氏(大牟田市教育委員会 教育長)
- 瀬戸 洋氏(万田坑ファン倶楽部 会長)
- 山代秀徳氏(一般社団法人荒尾市観光協会 会長)
- 井原和彦氏(ETC教育旅行コンサルタント 代表)
- 山田雄三氏(福岡大学 福岡・東アジア・地域共生研究所 研究員)
その他、万田小学校児童によるオープニングアトラクションや、くまモン、マジャッキーによるステージも予定しています。
本シンポジウムは「明治150年」関連事業として実施します。
主催
荒尾市 福岡大学 福岡・東アジア・地域共生研究所
共催
荒尾市教育委員会
お問合せ
荒尾市産業振興課
電話番号 (0968)63-1421