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「野原八幡宮風流」が国重要無形民俗文化財に指定されました!

2021年3月16日

「野原八幡宮風流」国重要無形民俗文化財に指定、令和3年3月11日と書かれている画像

「野原八幡宮風流」が国重要無形民俗文化財に指定されました!

 令和3年1月15日(金曜日)に国指定の答申を受けていた「野原八幡宮風流(のばらはちまんぐうふうりゅう)」が、3月11日(木曜日)付けの官報告示日をもって、国指定重要無形民俗文化財となりました!

 荒尾市内で国指定文化財となったのは、万田坑が国指定(建造物として平成10年、史跡として平成12年)となって以来となります。

 また、野原八幡宮風流は、令和3年3月末までに国がユネスコ無形文化遺産に再提案する「風流踊(ふりゅうおどり)」41件の中に選定されています。

 

野原八幡宮風流とは

 野原八幡宮風流は、荒尾市の菰屋・野原・川登の3地区にそれぞれ伝わる民俗芸能で、昭和52年に熊本県重要無形民俗文化財に指定され、平成27年に記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として国に選択された。毎年10月15日におこなわれる野原八幡宮祭礼「のばらさん」において節頭行事と併せて奉納されている。風流は、獅子頭に見立てた笠をつけた二人の稚児が、歌や笛に合わせて小太鼓と大太鼓を打ちつつ踊る太鼓踊である。

野原八幡宮風流
菰屋地区 野原地区 川登地区
菰屋地区の風流で二人の稚児が太鼓を打つ様子を撮った写真 野原地区の風流で二人の稚児が太鼓を打つ様子を撮った写真 川登地区の風流で二人の稚児が太鼓を打つ様子を撮った写真

 

国の評価

 福岡県南部から熊本県北部にかけて分布する同種類例のうち、所作や音楽面において小太鼓と大太鼓間のやりとりを今日に良く伝える貴重な伝承であり、九州における風流の芸能の変遷の過程や地域的特色を示しており重要である。稚児の所作は古風さをうかがわせ、笠や色鮮やかな衣裳など趣向を凝らした稚児の出で立ちや、毎年行われる笠切など、風流の芸能の特色を顕著に示すものである。

『野原八幡宮風流』報告書を頒布中

 荒尾市役所2階の文化企画課 世界遺産・文化交流室にて、1冊2,000円で報告書を頒布中です。(郵送の場合は送料を別途負担)

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