公共下水道浸水対策事業の概要
事業の背景
近年、全国的に集中豪雨での被害が多発し、本市においても令和2年7月豪雨による浸水被害が多数発生しました。
被害の集中した市内北西部(330.4ha)で、当時の浸水状況のシミュレーションを行い再現した結果、多くの要因が重なることで浸水が発生していることがわかり、その対策案を取りまとめました。
事業の目的
対策案の実施により浸水被害を軽減させ、「暮らしたいまち 日本一」の安心安全なまちづくりを目的とします。
事業の経緯
令和2年度 |
令和2年7月豪雨発生 被害の集中した市北西部(330.4ha)で現況測量調査を実施 |
---|---|
令和3年度 |
「令和3年度荒尾市公共下水道浸水対策検討業務委託」により、令和2年7月豪雨の 浸水状況再現及び浸水シミュレーション、浸水要因の分析と対策案の取りまとめを実施 |
令和4年11月 | 万田小学校にて住民説明会を開催 |
令和5年3月 | 雨水管理総合計画策定 |
令和5年度 |
大島雨水ポンプ場増設設計を実施 調査未実施排水区で現況測量調査を実施 |
事業の概要
- 事業の名称 荒尾市公共下水道浸水対策事業
- 施行者 荒尾市企業局
- 対象区域 公共下水道全体計画区域
- 概算事業費 77億5千万円 注釈 国の補助を活用します(うち国負担 39億円、市負担 38億5千万円)
- 事業期間 令和4年度から令和18年度
備考 今回浸水シミュレーションを実施した地区以外、公共下水道全体計画区域外についても、今後、関係部署と協議を行い、調査・検討を進める予定です。
浸水シミュレーション区域(市北西部6排水区 330.4ha)
浸水シミュレーションによる浸水状況の再現(令和2年7月豪雨)
対策案と対策後の浸水シミュレーション
主な対策案のイメージ
今後のスケジュール(予定)
備考 今後、基本設計・詳細設計等により、対策案及びスケジュール案が変更となる可能性があります。その際には、このホームページ上でお知らせしていきます。
公共下水道浸水対策事業住民説明会を開催しました(令和4年11月開催)
令和3年度に実施した市北西部(330.4ha)の浸水シミュレーション区域にお住まいの市民の皆様を対象に、浸水要因と対策案についてご理解を深めていただくべく、住民説明会を開催しました。
説明会資料
公共下水道浸水対策事業住民説明会で使用した資料は、以下の添付ファイルのとおりです。
説明会の概要・意見
公共下水道浸水対策事業住民説明会の概要や会場で出された意見及びそれに対する回答は、以下の添付ファイルのとおりです。