世界遺産に登録が決定された「万田坑」
本日、日本時間の午後10時37分に、ユネスコの世界遺産委員会において、万田坑と専用鉄道敷跡を含む「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されることが決定されました。
本プロジェクトは平成18年の九州地方知事会から始まり、約10年という長い道のりのなか、政府や関係自治体、国内外の専門家の方々、資産に関係する企業の皆様との連携により世界遺産への取組を進めてまいりました。
荒尾市におきましても、万田坑や専用鉄道敷跡の管理保全に直接携わっていただいた方々をはじめ、関係者の皆様に世界遺産の登録を応援して盛り上げていただきました。世界遺産への道のりは決して平坦なものではありませんでしたが、今日の日を迎えられましたことは、ひとえに皆様方のご支援のおかげであると心から感謝を申し上げます。
万田坑と専用鉄道敷跡が世界遺産に登録されるということは、荒尾市の宝が未来に引き継ぐ人類共通の宝になるということです。
これからは、世界遺産を所有する自治体として、この世界の宝を適切に保存していくための責任を果たしていきますとともに、幅広い分野で積極的に活用していくことで荒尾市の活性化を図ってまいります。
平成27年7月5日
荒尾市長 山下 慶一郎