ここから本文です。

炭鉱電車について

2023年6月21日

三池炭鉱専用鉄道と炭鉱電車

万田坑第一竪坑から搬出された石炭は、選炭場で分けられた後は三池炭鉱専用鉄道で三池港等に運ばれていました。福岡県大牟田市から熊本県荒尾市にまたがるこの三池炭鉱専用鉄道は、1878(明治11)年に開通された馬車鉄道が始まりでした。その後1891(明治24)年に汽車鉄道が開通した際には蒸気機関車が使用されていましたが、1909(明治42)年から専用鉄道の電化が始まり、1937(昭和12)年にほぼ全ての電化が完了しました。三池では、炭鉱で使用された電気機関車のことを炭鉱電車と呼んでいました。炭鉱電車は、昭和に入ると石炭だけでなく物資の運搬、労働者や住民の通勤用に使用されていました。

1997(平成9)年の三池炭鉱閉山後はほとんどの路線が廃止され、一部は三井化学株式会社大牟田工場の三井化学専用鉄道で物資等の運搬に炭鉱電車が使用されていましたが、2020(令和2)年に廃線となりました。この使用されていた炭鉱電車のうち、12号機と18号機が荒尾市に寄贈されました。

万田坑(昭和14年).jpg 選炭室及び専有鉄道.jpg

 

炭鉱電車12号機と18号機

炭鉱電車12号機(20t)とバッテリー車

 12号機は1917(大正6)年製で、本線用電気機関車として1918(大正7)年に増備されました。1962(昭和37)年に電源車(バッテリー車)対応に改造され、電源車デ形とペアを組み、2020(令和2)年の三井化学専用鉄道廃止時には、宮浦駅~工場間を輸送していました。

20t車.jpg
12号機とバッテリー車

炭鉱電車18号機(45t)

 三池炭鉱では昭和になると本線の輸送量の増加等に伴って大型の電気機関車(17~19号機)が導入されました。18号機は1937(昭和12)年に芝浦製作所(後の東芝)で製造され、2020(令和2)年の三井化学専用鉄道廃止時には、19号機とともに宮浦駅~仮屋川間を輸送していました。

45t車.jpg
18号機

カテゴリー

アクセシビリティチェック済み

このページは荒尾市独自の基準に基づいたアクセシビリティチェックを実施しています。 › 「アクセシビリティチェック済みマーク」について

チャットボット

チャットボット

閉じる
荒尾市AIチャットボット
荒尾市AIチャットボット

ページトップへ