就学援助制度について
経済的理由によって、義務教育の就学が難しいと認められる児童生徒の保護者に対し、学用品費・給食費・修学旅行費・校外活動費・医療費(特定の疾病のみ)等を援助する制度です。
支給費目・支給額について
荒尾市内に在住で、荒尾市立小中学校に通っている児童生徒の場合、支給費目は下記表1のとおりです。
- 荒尾市外に在住で、荒尾市立小中学校に通っている場合、新入学学用品費、学用品費等、校外活動費、修学旅行費、通学費は対象外です。
- 荒尾市内に在住で、市外の公立小中学校に通っている場合、給食費、医療費は対象外です。
- 医療費は、学校の検診で治療指示を受けた特定の疾病のみが対象です。
種別 |
小学 |
小学2年生 から4年生 |
小学 5年生 |
小学 6年生 |
中学 1年生 |
中学 2年生 |
中学 3年生 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
新入学学用品費 | ○ (対象) |
× (対象外) |
× (対象外) |
× (対象外) |
○ (対象) |
× (対象外) |
× (対象外) |
学用品費等 |
○ |
○ (対象) |
○ (対象) |
○ (対象) |
○ (対象) |
○ (対象) |
○ (対象) |
校外活動費 | × (対象外) |
× (対象外) |
○ (対象) |
× (対象外) |
○ (対象) |
× (対象外) |
× (対象外) |
修学旅行費 | × (対象外) |
× (対象外) |
× (対象外) |
○
(対象:上限あり) |
× (対象外) |
○ (対象:上限あり) |
× (対象外) |
給食費 | ○ (対象) |
○ (対象) |
○ (対象) |
○ (対象) |
○ (対象) |
○ (対象) |
○ (対象) |
医療費 |
〇(子ども医療費助成制度で対応あり) |
||||||
卒業アルバム等購入費 | × (対象外) |
× (対象外) |
× (対象外) |
○ (対象) |
× (対象外) |
× (対象外) |
○ (対象) |
令和7年度の就学援助費の支給予定額は下記表2のとおりです。
小学校 | 中学校 | |
---|---|---|
新入学学用品費 (入学準備金) |
(注釈1)57,060円 | (注釈1)63,000円 |
学用品費等(1年) | 13,230円 | 25,040円 |
学用品費等(その他) | 15,500円 | 27,310円 |
校外活動費 | 実費額(上限 3,690円) | 実費額(上限 6,210円) |
修学旅行費 | 実費額(上限22,690円) | 実費額(上限60,910円) |
給食費 |
(注釈2) | 実費額 |
医療費 | 特定の疾病の対象となる治療に係る医療費の3割あるいは10割 | |
卒業アルバム等購入費 |
11,000円 | 10,000円 |
注釈1 新入学学用品費については、前年度に入学準備金(新入学学用品費の前倒し支給)を受給されている場合、支給されません。
注釈2 小学校の給食費については、個人負担がないため、各家庭への支給はありません。
注釈3 生活保護を受けている方は、修学旅行費と医療費のみが対象です。
対象者について
就学援助の対象者区分と、対象者区分毎に申請に必要な添付書類は下記表3のとおりです。
- 次の1から7のいずれかに該当する世帯について、就学援助の申請対象者となります。
- 令和6年度に、就学援助(入学準備金含む)の支給を受けた方で、引き続き支給を希望される方も申請をする必要があります。
- 令和7年6月現在で生活保護を受けている方は、申請の必要はありません。
注意 審査を行うため、認定にならない場合もあります。申請をすればすべての方が認定される制度ではありません。
対象者 | 必要添付書類 |
---|---|
1.生活保護の停止・廃止を受けた世帯 | 生活保護を受けていた証明書または停止・廃止決定通知書の写し |
2.市民税の非課税・減免または個人事業税、固定資産税の減免を受けている世帯 |
各税の減免通知書の写し (マイナンバー関係書類が必要な場合があります。) |
3.国民年金保険料の全額免除を受けている世帯 | 保険料の全額免除承認通知書の写し |
4.国民健康保険税の減免を受けている世帯 | 税の減免通知書の写し |
5.児童扶養手当の支給を受けている世帯 | 児童扶養手当証の写し |
6.生活福祉資金の貸付を受けている世帯 | 貸付内容が分かる書類、通帳等の写し |
7.その他、職業が不安定で収入が少なかったり、特別な事情で学校納付金等の支払いに困ったりしている世帯 |
マイナンバー確認書類、本人確認書類、その他必要な書類 |
申請について
令和7年度 申請書受付期間
申請の受付けは令和7年5月12日からです。
荒尾市立小中学校の方は、学校が指定する締切日までに、学校へ提出ください。
- 令和7年6月20日までに申請された方については、令和7年4月1日までさかのぼっての認定をいたします。
- 上記の締切日以降の受付(随時)については、基本的に申請月での認定となります。
- 年度途中に申請される場合は、学校または荒尾市教育委員会にご相談のうえ、提出ください。
- 年度途中での認定の場合、独立行政法人日本スポーツ振興センターの災害共済掛金など、認定時期によっては、対象とならない支給費目があります。
支給時期 備考 令和6年度から、支給回数が3回から2回に変わります。
支給は、基本的に学校を通し、9月と3月をめどに支給いたします(1年間を6か月分の2回に分けて支給します。)。
備考 荒尾市外の学校へ通われている場合は、直接支給いたします(通学のために、公共交通機関の定期券を購入してる場合は、購入の領収書等の保管をお願いします。)。
様式・参考資料
様式
就学援助ポータルサイト
文部科学省の下記ホームページ(就学援助ポータルサイト)に就学援助制度の概要や調査内容等が掲載されておりますので、ご参考ください。
その他注意事項
申請書に記入漏れや、必要書類が不足する場合には教育委員会で審査をすることができません。審査保留になると原則として、次のような取り扱いになります。
- 荒尾市教育委員会や学校が定める日までに必要書類が提出できない場合、支給予定日での支給ができない場合があります。