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ビタミンエース(ACE)とファイトケミカルで免疫力アップ「毎月19日は食育の日」

公開日:2023年1月19日

切ったリンゴを放置しておくと「酸化」されて、断面が茶色くなります。
空気を吸って生きている私たちの体も知らない間に「酸化」しているのです。
「酸化」してできる「活性酸素(サビ)」が身体に増えると、しみ・シワ・がん・生活習慣病の原因になります。
その「酸化」を防いでくれるのが抗酸化作用のある「抗酸化物質」です。
「酸化」を予防することで、免疫力向上にも効果があります。
緑の濃い野菜には、たくさんの「抗酸化物質」が含まれており、代表的なものに、ビタミンエース(ACE)という3つのビタミンがあります。

野菜のビタミンA・C・E含有量ベスト10※

野菜のビタミン含有量
       ビタミンA           ビタミンC           ビタミンE     
 1 

モロヘイヤ

なばな モロヘイヤ
 2  人参 ブロッコリー かぼちゃ
3 春菊 カリフラワー 豆苗
4 空芯菜 豆苗 なばな
5 ほうれん草 ピーマン にら
6 豆苗 ゴーヤ ブロッコリー
7 かぼちゃ 高菜 空芯菜
8 にら モロヘイヤ ほうれん草
9 おかひじき 水菜 水菜
10 つるむらさき れんこん 春菊

※100g中に含まれる多い順

「ビタミンACE」と「ファイトケミカル」

「抗酸化物質」を含む食品には、ビタミンACEとファイトケミカル(植物に含まれる化学物質)があります。
ファイトケミカルは「抗酸化作用」を強く持っており、生体調整機能(生体のバランス維持や疾病予防にかかわる機能)があります。
人は自力でファイトケミカルを作り出すことができないので、ファイトケミカルを含んだ野菜や果物などから摂取する必要があります。

代表的なファイトケミカル

ポリフェノール類:野菜の色素やアクの成分

アントシアニン(なす、紫芋)…抗酸化作用、視力の維持・回復  

カロチノイド類:主に緑黄色野菜に含まれる黄色やオレンジ、赤などの色素成分

リコペン(とまと)…がん予防やその抑制、紫外線から皮膚を守る
ルテイン(ほうれん草、ブロッコリー、キャベツ)…がん予防、視力の維持・回復、老化予防

含硫化合物

アリシン(にんにく、ねぎ、玉ねぎ、ニラ)…強い殺菌作用、疲労回復
イソチアシアネート(キャベツ、大根、かぶ、ブロッコリー)…がん、血栓予防

話題のファイトケミカル

カフェイン(コーヒー)…覚醒作用、疲労回復作用、利尿作用 ※過剰摂取要注意
カプサイシン(唐辛子)…エネルギー代謝促進作用、殺菌作用、健胃作用
クエン酸(かんきつ類・酢・梅干し)…ブドウ糖のエネルギー転換作用、疲労回復作用(乳酸を分解)、キレート作用(カルシウムやマグネシウムの吸収をよくする)
グルコサミン(エビ・カニ)…アミノ糖の一種で結合組織に含まれ、軟骨や腱、ツメなどに分布(ひざなどの関節炎予防)
サポニン(大豆・大豆製品)…脂肪やコレステロールを取り除く、抗酸化作用

免疫力を高めるには、笑う、運動する、身体を温めるなども効果があります。
また、食事は野菜だけでなく、ごはん、パン、麺類などの炭水化物、魚や肉・卵・大豆製品などのたんぱく質のそろったバランス食が基本です。

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