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体内時計と時間栄養学 朝食を食べて健康リズムを 「毎月19日は食育の日」

公開日:2022年8月18日

体内時計のしくみ

私たちの体の中には、体内時計と呼ばれる時計が存在し、24時間よりも少し長い周期で動いています。地球の周期は24時間ですので、毎日リセットし生活リズムを整える必要があります。
大別すると体内時計には、脳の視床下部にある主時計と、肝臓、腎臓、肺などの臓器や筋肉などにある末梢時計の2つがあります。

時間栄養学図.png

1日をリセットする手段は、主時計は朝起きて、目から朝の光を入れることで脳が目覚め、睡眠やホルモン調節、体温調節などのリズムをつくります。
末梢時計は朝食を食べることで臓器を目覚めさせ、消化や代謝のリズムを整えます。

時間栄養学

時間栄養学とは「何をどれだけ食べるのか」に「いつ食べるのか」という「時間」の視点を取り入れた栄養学のこと。

朝の光のない暗い日などは、主時計はリセットできるのでしょうか?

実は食事をしてインスリンが分泌されることでもリセットできます。また、朝食を同じ時刻にとるというリズムを継続して経験すると、末梢時計は朝食をとらない状況になってもリセットできるようになるのです。このことからも、規則正しい食事の大切さがわかります。

1日の食事の注意点や特徴

朝食

欠食は体内時計のリセットを遅らせ、夜型になります。
食事内容は炭水化物、たんぱく質が豊富でバランスの良い食事が重要です。

昼食

遅くても15時までには食べ終わりましょう。欠食や少ない昼食は夕食時に高血糖になりやすくなります。
たんぱく質は身体活動を増大させます。また、食塩摂取は控え、高血圧予防のためカリウム(野菜)をとりましょう。

夕食

遅い夕食は分食にします。主食を17時から18時ごろに食べ、主菜・副菜を21時から22時頃に食べると高血糖を防ぐことができ、夜型化も防ぐことができます。朝食後10時間から12時間以内に食事を終えましょう。

間食

子どもや高齢者は、栄養素不足の充足に役立ちます。
また、昼食と夕食が空く場合は、少量の間食は有効です。夜食は控えるようにしましょう。

毎日の食事のリズムはとても大切です。

ご自身の体質や体調に合わせて朝食を食べて、健康リズムを作りましょう!

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