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感染性胃腸炎(ノロウイルス等)について

2019年12月27日

予防法

十分な手洗い

食事の前、トイレの後、オムツ等の処理の後、おう吐物の処理後には手洗いを励行する。ノロウイルスには、エタノール(アルコール)は消毒効果がありません。石けんを使用した十分な手洗いで、ウイルスを洗い流すことが重要です。

手洗いの様子写真

食品の取扱い

お店や家庭などで、患者の便やおう吐物がヒトを介して食品を汚染し、その汚染された食品を食べて感染することがあります。加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱する。調理器具は十分な洗浄と消毒を行う。調理や配膳等の前、トイレの後、汚物処理の後などには充分に手を洗う。具合が悪い人(下痢・おう吐等の症状がある人)は、調理・配膳等にかかわらない。

 

症状等

ノロウイルスに感染すると下痢、おう吐などの症状がでます。通常、1から2日で回復しますが、乳幼児や高齢者等は、脱水症状を起こしたり、吐いた物を誤嚥し肺炎を起こしたりすることがありますので、早めに医療機関を受診してください。症状が消失しても、便中には1週間程度ウイルスが排泄されますので、トイレの後に手洗いを十分行なうなど他者への感染に注意が必要です。

 

消毒法

ノロウイルスの消毒には、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を用います。

  • 拭き取り用塩素濃度が200から250ppm(パーツパーミリオン)必要です。
  • つけおき用塩素濃度が1000ppm(パーツパーミリオン)必要です。

作り方

家庭用の塩素系漂白剤は、塩素濃度が約5%程度です。

  • 拭き取り用は、水1000ミリリットルに対し、ペットボトルのキャップ1杯
  • つけおき用は、水1000ミリリットルに対し、ペットボトルのキャップ5杯で、必要濃度が作れます。

※小さなお子さんが消毒液を誤って飲むことの無いように注意してください。

注意点

  • 家庭用漂白剤は、塩素系と酸素系がありますので、注意してください。
  • 塩素系は、酸と混ぜると有毒な塩素ガスが発生しますので、酸と混ぜないようにしてください。
  • 塩素は、時間とともに濃度が低下しますので、作り置きはせずに、使用時に作ってください。
  • 使用する漂白剤の注意書きをよく読んで、使用してください。

※詳しくは、厚生労働省関連資料をご覧ください。

 

関連資料ダウンロード

  厚生労働省

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