有明圏域(玉名市、荒尾市、長洲町、南関町、和水町、玉東町)では、障がいのある人の障がいの重度化、高齢化や「親亡き後」を見据え、地域生活支援拠点等の整備を行っています。これは、居住支援のための機能を地域の実情に応じた創意工夫により整備し、障がいのある人の生活を地域全体で支えるサービス提供体制を構築するものです。
次の機能を担う事業所と行政等が協力して支援の体制を整えていきます。
(1)相談支援
通常時の相談体制のほか、緊急時の相談・連絡体制を確保し、必要な支援を行います。
(2)体験の機会・場の提供
長期入院や施設入所から地域での生活に移行する地域移行支援や親元からの自立等に当たり、共同生活援助(グループホーム)等の障害福祉サービスの利用や一人暮らしの体験の機会・場を提供します。
(3)緊急時の受入・対応
緊急時の短期入所の受入れ、施設入所等のサービス提供体制を整えます。
(4)地域の体制づくり
地域の様々なニーズに対応できるサービス提供体制の確保や地域の社会資源の連携体制の構築等を行います。
(5)専門的な人材の確保・養成
医療的ケアが必要な者、行動障害を有する者、高齢化に伴い重度化した障がい者等に対して、専門的な対応を行うことができる体制の確保や専門的な対応ができる人材の養成に努めます。
上記の各機能を担う事業所は添付の事業所一覧のとおりです。なお、掲載している事業所は、各事業所からの意向を受けて、令和7年2月28日に開催しました「有明圏域障がい者と共に生きる支援協議会全体会議」において承認されたものです。