荒尾市民病院新病院(荒尾市立有明医療センター(仮称))建設基本構想を策定しました

　荒尾(あらお)市(し)は、平成(へいせい)26年(ねん)8月(はちがつ)22日(にち)、最も(もっとも)古い(ふるい)病棟(びょうとう)が建設(けんせつ)から45年(ねん)を経過(けいか)するなど、施設(しせつ)の老朽(ろうきゅう)化(か)が進ん(すすん)でいる荒尾(あらお)市民(しみん)病院(びょういん)の新(しん)病院(びょういん)建設(けんせつ)に向け(むけ)て、担う(になう)べき機能(きのう)や役割(やくわり)、建設(けんせつ)地(ち)、概算(がいさん)事業(じぎょう)費(ひ)、建設(けんせつ)スケジュールなど、整備(せいび)の大きな(おおきな)方向(ほうこう)性(せい)を示す(しめす)「新(しん)病院(びょういん)建設(けんせつ)基本(きほん)構想(こうそう)」を策定(さくてい)しました。
　新(しん)病院(びょういん)は、既存(きそん)の診療(しんりょう)科(か)を堅持(けんじ)しつつ、高齢(こうれい)化(か)の進展(しんてん)に伴う(ともなう)患者(かんじゃ)の増加(ぞうか)にも対応(たいおう)できるように、神経(しんけい)内科(ないか)の拡充(かくじゅう)、呼吸(こきゅう)器(き)内科(ないか)の常勤(じょうきん)医師(いし)の確保(かくほ)、地域(ちいき)救命(きゅうめい)救急(きゅうきゅう)センターや災害(さいがい)拠点(きょてん)病院(びょういん)の指定(してい)を目指し(めざし)ます。病床(びょうしょう)数(すう)は現在(げんざい)と同(どう)規模(きぼ)の274床(しょう)で、急性(きゅうせい)期(き)医療(いりょう)を対象(たいしょう)とした一般(いっぱん)病床(びょうしょう)(230床(しょう)程度(ていど))のほか、地域(ちいき)に不足(ふそく)している急性(きゅうせい)期(き)後(ご)の患者(かんじゃ)の受け皿(うけざら)として、回復(かいふく)期(き)リハビリテーション病棟(びょうとう)(40床(しょう)程度(ていど))を創設(そうせつ)して在宅(ざいたく)復帰(ふっき)支援(しえん)機能(きのう)を強化(きょうか)します。
　また、建設(けんせつ)地(ち)は荒尾(あらお)競馬(けいば)場(じょう)跡地(あとち)、概算(がいさん)事業(じぎょう)費(ひ)は約(やく)98億(おく)円(えん)で、平成(へいせい)31年度(ねんど)中(ちゅう)の開院(かいいん)を目標(もくひょう)に整備(せいび)を進め(すすめ)ていきます。
　今後(こんご)は、新(しん)病院(びょういん)の基本(きほん)設計(せっけい)に向け(むけ)て、病院(びょういん)内(ない)の各(かく)部門(ぶもん)の運営(うんえい)方針(ほうしん)と各(かく)諸(もろ)室(しつ)の構成(こうせい)や配置(はいち)など、設計(せっけい)に必要(ひつよう)な各種(かくしゅ)条件(じょうけん)などを取りまとめる(とりまとめる)「新(しん)病院(びょういん)建設(けんせつ)基本(きほん)計画(けいかく)」の検討(けんとう)を進め(すすめ)ます。

検討(けんとう)の経過(けいか)

下記(かき)リンク先(さき)をご覧(ごらん)ください。

荒尾(あらお)市民(しみん)病院(びょういん)の建(けん)替え(かえ)検討(けんとう)事業(じぎょう)

「荒尾(あらお)市民(しみん)病院(びょういん) 新(しん)病院(びょういん)(荒尾(あらお)市立(しりつ)有明(ありあけ)医療(いりょう)センター(仮称(かしょう)))建設(けんせつ)基本(きほん)構想(こうそう)(案(あん))」が答申(とうしん)されました。

　平成(へいせい)26年(ねん)7月(しちがつ)30日(にち)に、荒尾(あらお)市民(しみん)病院(びょういん)あり方(ありかた)検討(けんとう)会(かい)を代表(だいひょう)して、小野(おの)友道(ともみち)会長(かいちょう)(熊本(くまもと)保健(ほけん)科学(かがく)大学(だいがく)学長(がくちょう))から市長(しちょう)に対し(にたいし)、「荒尾(あらお)市民(しみん)病院(びょういん) 新(しん)病院(びょういん)(荒尾(あらお)市立(しりつ)有明(ありあけ)医療(いりょう)センター(仮称(かしょう)))建設(けんせつ)基本(きほん)構想(こうそう)(案(あん))」が答申(とうしん)されました。
　この基本(きほん)構想(こうそう)(案(あん))では、市民(しみん)や利用(りよう)者(しゃ)からの意見(いけん)を踏まえ(ふまえ)て、市民(しみん)病院(びょういん)が担う(になう)べき役割(やくわり)や機能(きのう)、施設(しせつ)規模(きぼ)、建設(けんせつ)地(ち)など、新(しん)病院(びょういん)の方向(ほうこう)性(せい)が取りまとめ(とりまとめ)られています。

　また、これまで荒尾(あらお)市民(しみん)病院(びょういん)が荒尾(あらお)市内(しない)のみならず、有明(ありあけ)地域(ちいき)の命(いのち)と暮らし(くらし)を守っ(まもっ)てきた経緯(けいい)から、新た(あらた)なスタートを切る(きる)という意味(いみ)も含め(ふくめ)て、新(しん)病院(びょういん)の仮称(かしょう)を「荒尾(あらお)市立(しりつ) 有明(ありあけ)医療(いりょう)センター」とし、今後(こんご)、新(しん)病院(びょういん)の開院(かいいん)に合わせ(あわせ)て、市民(しみん)や利用(りよう)者(しゃ)の声(こえ)を聞き(きき)ながら、正式(せいしき)な名称(めいしょう)を検討(けんとう)することが確認(かくにん)されました。