特定用途制限地域―荒尾都市計画区域区分(線引き)の廃止

特定(とくてい)用途(ようと)制限(せいげん)地域(ちいき)

　特定(とくてい)用途(ようと)制限(せいげん)地域(ちいき)は非(ひ)線引き(せんひき)都市(とし)計画(けいかく)区域(くいき)の用途(ようと)地域(ちいき)が指定(してい)されていない区域(くいき)において、その良好(りょうこう)な環境(かんきょう)の形成(けいせい)または保持(ほじ)のため、当該(とうがい)地域(ちいき)の特性(とくせい)に応じ(おうじ)て合理(ごうり)的(てき)な土地(とち)利用(りよう)が行わ(おこなわ)れるよう、制限(せいげん)すべき特定(とくてい)の建築(けんちく)物(ぶつ)等(とう)の用途(ようと)を定める(さだめる)地域(ちいき)です。

　荒尾(あらお)市(し)では平成(へいせい)16年(ねん)7月(しちがつ)1日(にち)の区域(くいき)区分(くぶん)(線引き(せんひき))の廃止(はいし)に伴い(ともない)、用途(ようと)白地(しろじ)地域(ちいき)の全域(ぜんいき)に特定(とくてい)用途(ようと)制限(せいげん)地域(ちいき)を定め(さだめ)ています。

主(おも)な建築(けんちく)物(ぶつ)の建築(けんちく)制限(せいげん)は下記(かき)のとおりです。

建ぺい率(けんぺいりつ)60%
容積(ようせき)率(りつ)200%

農(のう)振(ふ)農用地(のうようち)や保安(ほあん)林(りん)は原則(げんそく)的(てき)には建築(けんちく)することができません。また、接(せっ)道(どう)や土地(とち)(農地(のうち))の条件(じょうけん)などで建築(けんちく)ができない場合(ばあい)があります。

表(ひょう):特定(とくてい)用途(ようと)制限(せいげん)地域(ちいき)について
項目(こうもく)名(めい)	可(か)・不可(ふか)	詳細(しょうさい)
住宅(じゅうたく)・共同(きょうどう)住宅(じゅうたく)	可(か)	建築(けんちく)できます。
店舗(てんぽ)等(とう)	一部(いちぶ)可(か)	床(ゆか)面積(めんせき)が1,500平方メートル(へいほうめーとる)以下(いか)の店舗(てんぽ)は可能(かのう)です。
事務所(じむしょ)等(とう)	一部(いちぶ)可(か)	床(ゆか)面積(めんせき)が1,500平方メートル(へいほうめーとる)以下(いか)の事務所(じむしょ)は可能(かのう)です。
ホテル・旅館(りょかん)	不可(ふか)	建築(けんちく)できません。
遊戯(ゆうぎ)施設(しせつ)・風俗(ふうぞく)施設(しせつ)	不可(ふか)	建築(けんちく)できません。
公共(こうきょう)施設(しせつ)・病院(びょういん)・学校(がっこう)等(とう)	可(か)	建築(けんちく)できます。
工場(こうじょう)・倉庫(そうこ)等(とう)	一部(いちぶ)可(か)	自動車(じどうしゃ)修理(しゅうり)工場(こうじょう)(床(ゆか)面積(めんせき)150平方メートル(へいほうめーとる)以下(いか)) ガソリンスタンドは建築(けんちく)可能(かのう)です。