荒尾(あらお)市(し)在住(ざいじゅう)の中学生(ちゅうがくせい)がシンガポールの中学校(ちゅうがっこう)と交流(こうりゅう)しました

荒尾(あらお)とシンガポールのつながり

荒尾(あらお)とシンガポールの関わり(かかわり)は、平成(へいせい)26年(ねん)の宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)資料(しりょう)館(かん)と、シンガポールの孫(まご)中山(ちゅうざん)南洋(なんよう)紀(きの)念(ねん)館(かん)・晩(ばん)晴(はれ)園(えん)との共同(きょうどう)研究(けんきゅう)から始まり(はじまり)ました。令和(れいわ)元年(がんねん)9月(くがつ)には荒尾(あらお)市(し)とシンガポール国家(こっか)遺産(いさん)局(きょく)との間(ま)で協定(きょうてい)書(しょ)を結び(むすび)、その中(なか)で青少年(せいしょうねん)交流(こうりゅう)に取り組む(とりくむ)ことも約束(やくそく)しました。

当初(とうしょ)は令和(れいわ)2年(ねん)から対面(たいめん)交流(こうりゅう)を行う(おこなう)予定(よてい)でしたが、新型(しんがた)コロナウイルスの世界(せかい)的(てき)感染(かんせん)拡大(かくだい)により延期(えんき)。令和(れいわ)4年(ねん)にようやくオンラインという形(かたち)で実現(じつげん)し、晩(ばん)晴(はれ)園(えん)の紹介(しょうかい)により、リバーバリーハイスクール（River Valley High School）という中学校(ちゅうがっこう)と交流(こうりゅう)しました。

孫(まご)中山(ちゅうざん)南洋(なんよう)紀(きの)念(ねん)館(かん)・晩(ばん)晴(はれ)園(えん)

リバーバリーハイスクール校舎(こうしゃ)

いよいよ対面(たいめん)交流(こうりゅう)へ

令和(れいわ)5年(ねん)4月(しがつ)、荒尾(あらお)市(し)在住(ざいじゅう)の中学(ちゅうがく)2年生(ねんせい)を対象(たいしょう)に参加(さんか)者(しゃ)を募集(ぼしゅう)。応募(おうぼ)者(しゃ)数(すう)39名(めい)から11名(めい)を選考(せんこう)し、令和(れいわ)4年度(ねんど)のオンライン交流(こうりゅう)参加(さんか)者(しゃ)7名(めい)も合わせ(あわせ)て総勢(そうぜい)18名(めい)が対面(たいめん)交流(こうりゅう)のためシンガポールを訪問(ほうもん)することとなりました。

言語(げんご)サポートと現地(げんち)との連絡(れんらく)調整(ちょうせい)では、JETプログラムでシンガポールから荒尾(あらお)市(し)に招致(しょうち)している国際(こくさい)交流(こうりゅう)員(いん)（CIR）が活躍(かつやく)。事前(じぜん)学習(がくしゅう)会(かい)から対面(たいめん)交流(こうりゅう)へと準備(じゅんび)を進め(すすめ)ていきました。

事前(じぜん)学習(がくしゅう)会(かい)ー宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)について、シンガポールについて学ぶ(まなぶ)・考える(かんがえる)

下記(かき)の日程(にってい)で、事前(じぜん)学習(がくしゅう)会(かい)を全(ぜん)3回(かい)実施(じっし)しました。

【1回(かい)目(め)】6月(ろくがつ)18日(にち)（日曜日(にちようび)）11時(じ)00分(ふん)から12時(じ)30分(ふん)（シンガポールについて、荒尾(あらお)市内(しない)の国際(こくさい)交流(こうりゅう)活動(かつどう)について[AICSありあけ国際(こくさい)交流(こうりゅう)協会(きょうかい)・園田(そのだ)会長(かいちょう)]）
【2回(かい)目(め)】7月(しちがつ)9日(にち)（日曜日(にちようび)）10時(じ)00分(ふん)から12時(じ)00分(ふん)（宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)の生家(せいか)施設(しせつ)見学(けんがく)、グループ学習(がくしゅう)）
【3回(かい)目(め)】7月(しちがつ)23日(にち)（日曜日(にちようび)）10時(じ)00分(ふん)から11時(じ)30分(ふん)（グループ発表(はっぴょう)内容(ないよう)協議(きょうぎ)、発表(はっぴょう)）・出発(しゅっぱつ)式(しき)

シンガポールのことについてはもちろん、荒尾(あらお)市内(しない)での国際(こくさい)交流(こうりゅう)活動(かつどう)にどのようなものがあるのかを知っ(しっ)てもらうとともに、交流(こうりゅう)の原点(げんてん)となっている宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)と孫文(そんぶん)の友情(ゆうじょう)の歴史(れきし)について学習(がくしゅう)してもらい、テーマごとに班(はん)に分かれ(わかれ)て、リバーバリーハイスクールの生徒(せいと)たちに発表(はっぴょう)する原稿(げんこう)やスライドを作成(さくせい)しました。

国際(こくさい)交流(こうりゅう)員(いん)によるシンガポール紹介(しょうかい)

ありあけ国際(こくさい)交流(こうりゅう)協会(きょうかい)長(ちょう)による荒尾(あらお)市内(しない)の国際(こくさい)交流(こうりゅう)活動(かつどう)紹介(しょうかい)

宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)資料(しりょう)館(かん)の見学(けんがく)

班(はん)での発表(はっぴょう)内容(ないよう)協議(きょうぎ)のようす

また、出発(しゅっぱつ)式(しき)では、参加(さんか)者(しゃ)代表(だいひょう)から浅田(あさだ)市長(しちょう)へシンガポール訪問(ほうもん)にあたっての抱負(ほうふ)を語っ(かたっ)てもらいました。

シンガポール訪問(ほうもん)・リバーバリーハイスクールとの交流(こうりゅう)

8月(はちがつ)1日(にち)から4日(にち)までの2泊(はく)4日(にち)という日程(にってい)でシンガポールを訪問(ほうもん)。いまだ直行(ちょっこう)便(びん)の数(かず)が少なかっ(すくなかっ)たため、タイのスワンナプーム空港(くうこう)を経由(けいゆ)しての渡航(とこう)となり、1日(にち)目(め)と4日(にち)目(め)は移動(いどう)日(び)で、実質(じっしつ)的(てき)な交流(こうりゅう)は2日間(にちかん)でした。

2日(にち)目(め)は朝(あさ)からリバーバリーハイスクールを訪問(ほうもん)し、中学生(ちゅうがくせい)たちはそれぞれのバディと一緒(いっしょ)に授業(じゅぎょう)を受け(うけ)ました。学(がく)食(しょく)で一緒(いっしょ)に昼食(ちゅうしょく)を取り(とり)、午後(ごご)からはリバーバリーハイスクールの生徒(せいと)たちによるガイドでプラナカン博物館(はくぶつかん)を見学(けんがく)しました。

リバーバリーハイスクールでの授業(じゅぎょう)体験(たいけん)

学(がく)食(しょく)で多(た)文化(ぶんか)なランチを体験(たいけん)

リバーバリーハイスクールの記念(きねん)撮影(さつえい)

プラナカン博物館(はくぶつかん)見学(けんがく)のようす

シンガポール市街(しがい)の宗教(しゅうきょう)施設(しせつ)観光(かんこう)のようす（サルタンモスク）

シンガポール市街(しがい)の宗教(しゅうきょう)施設(しせつ)観光(かんこう)のようす（仏(ふつ)牙(きば)寺(てら)龍(りゅう)華(はな)院(いん)）

また、3日(にち)目(め)は、晩(ばん)晴(はれ)園(えん)でリバーバリーハイスクールの生徒(せいと)と再会(さいかい)し、晩(ばん)晴(はれ)園(えん)の展示(てんじ)内容(ないよう)をガイドしてもらいました。お礼(おれい)として、今度(こんど)は荒尾(あらお)市(し)の中学生(ちゅうがくせい)たちから宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)及び(および)生家(せいか)施設(しせつ)について紹介(しょうかい)。限ら(かぎら)れた時間(じかん)でしたが、それ故に(ゆえに)とても濃い(こい)交流(こうりゅう)となり、それぞれに連絡(れんらく)先(さき)を交換(こうかん)している光景(こうけい)も見(み)られました。

マーライオン公園(こうえん)観光(かんこう)

リバーバリーハイスクールの生徒(せいと)による晩(ばん)晴(はれ)園(えん)ガイド

荒尾(あらお)市(し)の中学生(ちゅうがくせい)による宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)紹介(しょうかい)

晩(ばん)晴(はれ)園(えん)での記念(きねん)写真(しゃしん)

シンガポールでの経験(けいけん)を伝える(つたえる)

帰国(きこく)してから3週間(しゅうかん)後(ご)の8月(はちがつ)25日(にち)、浅田(あさだ)市長(しちょう)、田上(たのうえ)副(ふく)市長(しちょう)、浦部(うらべ)教育(きょういく)長(ちょう)、石川(いしかわ)総務(そうむ)部長(ぶちょう)へ、参加(さんか)者(しゃ)代表(だいひょう)7名(めい)がシンガポールでの体験(たいけん)や印象深かっ(いんしょうぶかかっ)たことを報告(ほうこく)しました。

参加(さんか)者(しゃ)の感想(かんそう)文(ぶん)や経験(けいけん)した内容(ないよう)については、荒尾(あらお)市立(しりつ)図書館(としょかん)のみんなのへや前(まえ)でパネル展示(てんじ)にて紹介(しょうかい)します。ぜひご覧(ごらん)ください。

展示(てんじ)期間(きかん)　令和(れいわ)5年(ねん)10月(じゅうがつ)11日(にち)（水曜(すいよう)）から11月(じゅういちがつ)14日(にち)（火曜(かよう)）まで