荒尾(あらお)ゆかりの地(ち)～京都(きょうと)泉涌寺(せんにゅうじ)

荒尾(あらお)ゆかりの地(ち)　～京都(きょうと)泉涌寺(せんにゅうじ)(せんにゅうじ)～　について

京都(きょうと)市(し)東山(ひがしやま)、月輪山(つきのわやま)(つきのわさん)の麓(ふもと)に静か(しずか)にたたずむ泉涌寺(せんにゅうじ)。天智天皇(てんぢてんのう)以降(いこう)の歴代(れきだい)天皇(てんのう)の御(ご)尊(みこと)牌(ぱい)を祀っ(まつっ)ていることから、広く(ひろく)「御寺(みてら)」として親しま(したしま)れています。このお寺(おてら)と荒尾(あらお)市(し)の関係(かんけい)は鎌倉(かまくら)時代(じだい)にさかのぼり、荒尾(あらお)市(し)小岱(しょうだい)山(やま)に正法寺(しょうほうじ)を創立(そうりつ)した月輪(げつりん)(がちりん)大師(だいし)しゅんじょう (しゅんじょう)律師(りっし)は、その後(そのご)中国(ちゅうごく)(宋(そう))に渡り(わたり)、悟り(さとり)を極め(きわめ)た後(のち)帰国(きこく)し、正法寺(しょうほうじ)において最初(さいしょ)に朱子学(しゅしがく)を講じ(こうじ)たと言わ(いわ)れています。その後(そのご)、しゅんじょう は京都(きょうと)に招か(まねか)れて、泉涌寺(せんにゅうじ)を創建(そうけん)しました。

ご縁(えん)により正法寺(しょうほうじ)の創立(そうりつ)810周年(しゅうねん)記念(きねん)(平成(へいせい)16年(ねん)2月(にがつ))の際(さい)には、荒尾(あらお)市(し)の木(き)である「小岱(しょうだい)松(まつ)」が記念樹(きねんじゅ)として泉涌寺(せんにゅうじ)に植樹(しょくじゅ)されました。