海達(かいたつ)公子(きみこ)

白秋(はくしゅう)に絶賛(ぜっさん)された“夭折(ようせつ)の詩人(しじん)”　海達(かいたつ)公子(きみこ)(かいたつきみこ)

海達(かいたつ)公子(きみこ)は大正(たいしょう)5年(ねん)8月(はちがつ)23日(にち)、長野(ながの)県(けん)で生まれ(うまれ)、父(ちち)の仕事(しごと)の関係(かんけい)で荒尾(あらお)に移り住み(うつりすみ)、7歳(さい)から詩(し)の創作(そうさく)を始め(はじめ)ました。やがて一流(いちりゅう)の文芸(ぶんげい)誌(し)「赤い(あかい)鳥(とり)」をはじめ新聞(しんぶん)・雑誌(ざっし)にも作品(さくひん)が掲載(けいさい)されたことで、北原(きたはら)白秋(はくしゅう)らから激賞(げきしょう)とともに指導(しどう)を受ける(うける)など、その才能(さいのう)に磨き(みがき)をかけていきましたが、高等(こうとう)女学校(じょがっこう)卒業(そつぎょう)の日(ひ)に虫垂炎(ちゅうすいえん)で倒れ(たおれ)、そのまま帰ら(かえら)ぬ人(ひと)となりました。
地元(じもと)では、詩碑(しひ)の建立(こんりゅう)やパンフレットの作成(さくせい)など海達(かいたつ)公子(きみこ)の功績(こうせき)を顕彰(けんしょう)する活動(かつどう)が広まっ(ひろまっ)ています。