康(かん)暁(あきら)雷(かみなり)(こうぎょうらい)総領事(そうりょうじ)代理(だいり)が荒尾(あらお)市(し)を訪問(ほうもん)　日(にち)中(ちゅう)友好(ゆうこう)の輪(わ)を広げ(ひろげ)て

　令和(れいわ)2年(ねん)3月(さんがつ)6日(にち)(金曜日(きんようび))、康(かん)暁(あきら)雷(かみなり)(こうぎょうらい)総領事(そうりょうじ)代理(だいり)が消毒(しょうどく)液(えき)とマスクを寄贈(きぞう)するため荒尾(あらお)市(し)を訪問(ほうもん)されました。

(左(ひだり)から田上(たのうえ)副(ふく)市長(しちょう)、浅田(あさだ)市長(しちょう)、康(やすし)(こう)総領事(そうりょうじ)代理(だいり)、房(ぼう)(ぼう)日本(にっぽん)九州(きゅうしゅう)華僑(かきょう)華人(かじん)青年(せいねん)会(かい)副(ふく)会長(かいちょう)、兪(ゆ)秘書(ひしょ)、劉(りゅう)(りゅう)アタッシェ)

　新型(しんがた)コロナウイルス感染(かんせん)が拡大(かくだい)する武漢(ぶかん)市(し)に医療(いりょう)物資(ぶっし)を届ける(とどける)べく、中国(ちゅうごく)駐(ちゅう)福岡(ふくおか)総領事館(そうりょうじかん)に医療(いりょう)用(よう)プラスチック手袋(てぶくろ)26,000枚(まい)を届け(とどけ)てから1か月(かげつ)。日本(にっぽん)国内(こくない)でも新型(しんがた)コロナウイルスの感染(かんせん)者(しゃ)確認(かくにん)の報道(ほうどう)が連日(れんじつ)なされ、今や(いまや)日本(にっぽん)はWHOから世界(せかい)で懸念(けねん)される国(くに)の一つ(ひとつ)として指摘(してき)される苦難(くなん)の時期(じき)を迎え(むかえ)ています。3月(さんがつ)5日(にち)には有明(ありあけ)保健所(ほけんじょ)管内(かんない)で感染(かんせん)者(しゃ)が確認(かくにん)されたところです。

　こうした中(なか)、康(やすし)(こう)総領事(そうりょうじ)代理(だいり)自ら(みずから)荒尾(あらお)市(し)を訪問(ほうもん)くださり、荒尾(あらお)市内(しない)での感染(かんせん)防止(ぼうし)のためとしてエタノール消毒(しょうどく)液(えき)等(とう)50リットルとマスク約(やく)900枚(まい)を浅田(あさだ)市長(しちょう)に届け(とどけ)てくださいました。

(左(ひだり)から兪(ゆ)秘書(ひしょ)、康(やすし)(こう)総領事(そうりょうじ)代理(だいり)、房(ぼう)(ぼう)日本(にっぽん)九州(きゅうしゅう)華僑(かきょう)華人(かじん)青年(せいねん)会(かい)副(ふく)会長(かいちょう)、浅田(あさだ)市長(しちょう))

　宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)と孫文(そんぶん)の友情(ゆうじょう)の歴史(れきし)をもとに、荒尾(あらお)市(し)と荒尾(あらお)市民(しみん)が代々(だいだい)日(び)中(ちゅう)の交流(こうりゅう)を大事(だいじ)にしてきたことに触れ(ふれ)られ、「困難(こんなん)にあるときだからこそ、隣国(りんごく)である日(にち)中(ちゅう)が互いに(たがいに)助け合っ(たすけあっ)て乗り越え(のりこえ)ていきましょう」と康(やすし)(こう)総領事(そうりょうじ)代理(だいり)が語ら(かたら)れました。このような荒尾(あらお)市(し)と中国(ちゅうごく)との絆(きずな)は、宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)が孫文(そんぶん)をその生涯(しょうがい)をかけて支援(しえん)したことはもちろん、孫文(そんぶん)もまた宮崎家(みやざきけ)が困窮(こんきゅう)した際(さい)には援助(えんじょ)の手(て)を差し伸べる(さしのべる)など、先人(せんじん)たちから今(いま)に受け継が(うけつが)れた友情(ゆうじょう)によるものだと言え(いえ)ます。100年(ねん)以上(いじょう)前(まえ)から続く(つづく)この友情(ゆうじょう)の歴史(れきし)を「千(せん)万(まん)年(ねん)の後(のち)までも」引継ぎ(ひきつぎ)、また新た(あらた)に紡い(つむい)でいく交流(こうりゅう)にこれからも本(もほん)市(し)は取り組ん(とりくん)でまいります。