2012　荒尾(あらお)市(し)10大(だい)ニュースを発表(はっぴょう)!

2012年(ねん)ものこすところあとわずかとなりました。

さまざまなことが起こっ(おこっ)たこの1年(ねん)を、荒尾(あらお)市(し)の出来事(できごと)で振り返り(ふりかえり)ました。

あなたにとっての10大(だい)ニュースと重ね(かさね)てみてください。

1　荒尾(あらお)干潟(ひがた)がラムサール条約(じょうやく)に登録(とうろく)される

7月(しちがつ)3日(にち)、ルーマニアのブカレストで開催(かいさい)されたラムサール第(だい)11回(かい)締約(ていやく)国(こく)会議(かいぎ)で荒尾(あらお)干潟(ひがた)がラムサール条約(じょうやく)湿地(しっち)に登録(とうろく)されました。熊本(くまもと)県(けん)下(か)では初(はつ)の登録(とうろく)で、九州(きゅうしゅう)の干潟(ひがた)としても初(はつ)の登録(とうろく)です。4月(しがつ)には、荒尾(あらお)干潟(ひがた)に多く(おおく)飛来(ひらい)する「シロチドリ」が市(し)の鳥(とり)に決定(けってい)しました。荒尾(あらお)干潟(ひがた)は、(1)単一(たんいつ)干潟(ひがた)としては国内(こくない)有数(ゆうすう)の広(ひろ)さを誇り(ほこり)、豊か(ゆたか)な生態(せいたい)系(けい)があること(2)鳥獣(ちょうじゅう)保護(ほご)区(く)特別(とくべつ)区(く)に指定(してい)されている(3)漁業(ぎょぎょう)組合(くみあい)や住民(じゅうみん)、行政(ぎょうせい)が一体(いったい)となり登録(とうろく)を進め(すすめ)たことなど、が評価(ひょうか)されました。今後(こんご)、湿地(しっち)の生態(せいたい)系(けい)と環境(かんきょう)を保全(ほぜん)することとともに、湿地(しっち)を賢く(かしこく)利(り)活用(かつよう)していくことが求め(もとめ)られます。

2　荒尾(あらお)市(し)が市制(しせい)施行(しこう)70周年(しゅうねん)を迎える(むかえる)

昭和(しょうわ)17年(ねん)4月(しがつ)1日(にち)に荒尾(あらお)町(まち)、平井(ひらい)村(むら)、府本(ふもと)村(むら)、八幡(やはた)村(むら)、有明(ありあけ)村(むら)の1町(まち)4村(むら)の合併(がっぺい)により荒尾(あらお)市(し)が誕生(たんじょう)しました。さらに、昭和(しょうわ)30年(ねん)には清里(きよさと)村(むら)の一部(いちぶ)を編入(へんにゅう)し、今年(ことし)4月(しがつ)1日(にち)市制(しせい)施行(しこう)70周年(しゅうねん)を迎え(むかえ)ました。4月(しがつ)8日(にち)の記念(きねん)式典(しきてん)では、法学(ほうがく)者(しゃ)の松尾(まつお)浩(ひろし)也氏が荒尾(あらお)市(し)初(はつ)の市民(しみん)栄誉(えいよ)賞(しょう)を受賞(じゅしょう)されました。70周年(しゅうねん)記念(きねん)事業(じぎょう)として「巨大(きょだい)モザイクアートの制作(せいさく)」「末(すえ)續選手(せんしゅ)の陸上(りくじょう)競技(きょうぎ)指導(しどう)教室(きょうしつ)&トークショー」などが行わ(おこなわ)れました。郷土(きょうど)荒尾(あらお)の発展(はってん)のために努力(どりょく)精進(しょうじん)してこられた先達(せんだつ)のご功績(こうせき)と市民(しみん)の方々(かたがた)のたゆまぬご尽力(じんりょく)に感謝(かんしゃ)し、私(わたし)たちはこの尊い(とうとい)遺産(いさん)を守り(まもり)、さらに発展(はってん)させ次(つぎ)の世代(せだい)へ引き継が(ひきつが)なければなりません。

3　地域(ちいき)の代表(だいひょう)「地区(ちく)協議(きょうぎ)会(かい)」が発足(ほっそく)

今年(ことし)4月(しがつ)に「荒尾(あらお)市(し)協(きょう)働の地域(ちいき)づくり推進(すいしん)条例(じょうれい)」が施行(しこう)し、その取り組み(とりくみ)として各(かく)地区(ちく)を代表(だいひょう)する地域(ちいき)団体(だんたい)として「地区(ちく)協議(きょうぎ)会(かい)」が6月(ろくがつ)に12地区(ちく)で設立(せつりつ)・認定(にんてい)されました。これからのまちづくりでは、市民(しみん)・地域(ちいき)・行政(ぎょうせい)がそれぞれの役割(やくわり)を認識(にんしき)し、地域(ちいき)を中心(ちゅうしん)として協(きょう)働のまちづくりを進め(すすめ)ていくことになります。

4　荒尾(あらお)駅前(えきまえ)をリニューアル

3月(さんがつ)、荒尾(あらお)市(し)の玄関(げんかん)口(ぐち)である荒尾(あらお)駅前(えきまえ)広場(ひろば)を新しく(あたらしく)整備(せいび)しました。これは荒尾(あらお)駅前(えきまえ)広場(ひろば)再(さい)整備(せいび)事業(じぎょう)として、平成(へいせい)22年度(ねんど)から商工(しょうこう)会議(かいぎ)所(しょ)、青年(せいねん)会議(かいぎ)所(しょ)、観光(かんこう)協会(きょうかい)などと一緒(いっしょ)にまちづくり懇談(こんだん)会(かい)やワークショップを催し(もよおし)、市民(しみん)の皆さん(みなさん)と協(きょう)働でつくりあげてきました。また、有明(ありあけ)高専(こうせん)の学生(がくせい)による設計(せっけい)で、万田坑(まんだこう)の第(だい)二(に)竪坑(たてこう)櫓(ろ)をモチーフにしたモニュメントもできました。　

5　ご当地(とうち)アイドル・MJKがデビュー

荒尾(あらお)市(し)のご当地(とうち)アイドル「MJK(エムジェイケイ)」が、8月(はちがつ)4日(にち)のあらお荒(あら)炎(えん)祭(さい)で初(はつ)ステージに立ち(たち)ました。中(なか)・高校生(こうこうせい)や社会(しゃかい)人(じん)の女性(じょせい)で構成(こうせい)するこのMJKは、荒尾(あらお)市(し)マスコットキャラクター「マジャッキー」にちなんで名付け(なづけ)られました。市内(しない)外(がい)の祭り(まつり)や各種(かくしゅ)イベントに出演(しゅつえん)中(ちゅう)で、荒尾(あらお)市(し)の元気(げんき)を全国(ぜんこく)に発信(はっしん)しています。市民(しみん)の皆さん(みなさん)の応援(おうえん)をよろしくお願い(おねがい)します。

6　6歳(さい)までの乳幼児(にゅうようじ)医療(いりょう)費(ひ)の自己(じこ)負担(ふたん)が無料(むりょう)となる

4月(しがつ)から、子育て(こそだて)世帯(せたい)の負担(ふたん)を軽減(けいげん)するとともに、子ども(こども)たちが安心(あんしん)して必要(ひつよう)な医療(いりょう)を受ける(うける)ことができるよう、乳幼児(にゅうようじ)医療(いりょう)費(ひ)については6歳(さい)(就学(しゅうがく)前(まえ))までの自己(じこ)負担(ふたん)を無くし(なくし)、完全(かんぜん)無料(むりょう)化(か)を実施(じっし)しています。また、支払(しはらい)方法(ほうほう)についても県内(けんない)通院(つういん)の場合(ばあい)は、10月(じゅうがつ)受診(じゅしん)分(ぶん)から窓口(まどぐち)での自己(じこ)負担(ふたん)がなくなりました。

7　ありあけ浄水(じょうすい)場(じょう)が完成(かんせい)する

4月(しがつ)1日(にち)、「ありあけ浄水(じょうすい)場(じょう)」が給水(きゅうすい)を開始(かいし)しました。これは、荒尾(あらお)市(し)と大牟田(おおむた)市(し)が、大牟田(おおむた)市(し)臼井新(うすいしん)町(まち)に共同(きょうどう)で建設(けんせつ)したもので、県境(けんきょう)を越え(こえ)た広域(こういき)の共同(きょうどう)浄水(じょうすい)場(じょう)は日本(にっぽん)初(はつ)の試み(こころみ)で全国(ぜんこく)から注目(ちゅうもく)を集め(あつめ)ています。高い(たかい)浄水(じょうすい)能力(のうりょく)を持っ(もっ)た膜(まく)ろ過(ろか)方式(ほうしき)で、安心(あんしん)で安全(あんぜん)な水(みず)を供給(きょうきゅう)することができます。本(ほん)浄水(じょうすい)場(じょう)の水(みず)は地下(ちか)水(すい)とブレンドされ、市内(しない)16,500世帯(せたい)に送ら(おくら)れます。

8　荒尾(あらお)市(し)に「出張(しゅっちょう)!なんでも鑑定(かんてい)団(だん)」がやってくる

9月(くがつ)1日(にち)、荒尾(あらお)総合(そうごう)文化(ぶんか)センターにて「出張(しゅっちょう)!なんでも鑑定(かんてい)団(だん)inあらお」の公開(こうかい)収録(しゅうろく)を行い(おこない)ました。これは市制(しせい)施行(しこう)70周年(しゅうねん)文化(ぶんか)交流(こうりゅう)事業(じぎょう)として誘致(ゆうち)・公開(こうかい)収録(しゅうろく)したものです。この日(ひ)は、鑑定(かんてい)士(し)に中島(なかじま)誠之助(せいのすけ)(なかしませいのすけ)さん、安(やす)河内(かわうち)眞(まこと)実(みのる)(やすこうちまみ)さん、永井(ながい)龍之介(りゅうのすけ)(ながいりゅうのすけ)さんをお迎え(おむかえ)し、壺(つぼ)や掛け軸(かけじく)などの「お宝(おたから)」を熱心(ねっしん)に鑑定(かんてい)されました。この番組(ばんぐみ)は全国(ぜんこく)放送(ほうそう)され、荒尾(あらお)干潟(ひがた)や万田坑(まんだこう)、宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)の生家(せいか)などの紹介(しょうかい)も行わ(おこなわ)れました。

9　荒尾(あらお)競馬(けいば)組合(くみあい)の解散(かいさん)

84年(ねん)の長い(ながい)歴史(れきし)を刻ん(きざん)だ荒尾(あらお)競馬(けいば)。荒尾(あらお)市(し)のシンボルとして市内(しない)外(がい)の多く(おおく)の人(ひと)から親しま(したしま)れてきた荒尾(あらお)競馬(けいば)は、昨年(さくねん)12月(じゅうにがつ)23日(にち)の最終(さいしゅう)開催(かいさい)日(び)をもって幕(まく)を下ろし(おろし)ました。経営(けいえい)母体(ぼたい)である荒尾(あらお)競馬(けいば)組合(くみあい)は本年(ほんねん)3月(さんがつ)31日(にち)をもって解散(かいさん)しました。

10　荒尾(あらお)初(はつ)のメガソーラーで立地(りっち)協定(きょうてい)を結ぶ(むすぶ)

10月(じゅうがつ)2日(にち)、荒尾(あらお)初(はつ)のメガソーラー発電(はつでん)所(しょ)の立地(りっち)協定(きょうてい)を、ヒラオカ石油(せきゆ)株式会社(かぶしきがいしゃ)(大阪(おおさか)府(ふ))と熊本(くまもと)県(けん)との間(ま)において締結(ていけつ)しました。荒尾(あらお)市(し)原万田(はらまんだ)のグリーンランドリゾート(株(かぶ))所有(しょゆう)地(ち)に、発電(はつでん)出力(しゅつりょく)2,000キロワットの発電(はつでん)施設(しせつ)を建設(けんせつ)するもので、来年(らいねん)4月(しがつ)に発電(はつでん)を開始(かいし)します。

その他(そのた)の出来事(できごと)

• 荒尾(あらお)市(し)史(し)の通史(つうし)編(へん)が完成(かんせい)する
• 中学生(ちゅうがくせい)が上海(しゃんはい)市(し)友好(ゆうこう)交流(こうりゅう)訪問(ほうもん)団(だん)「21世紀(せいき)的(てき)朋友(ほうゆう)」で海(うみ)を渡る(わたる)
• サンキューフェスタin 荒尾(あらお)が大(だい)盛況(せいきょう)!