荒尾市宮崎兄弟資料館・シンガポール晩晴園共同報告書発刊記念イベント「宮崎兄弟と孫文の遺産」を開催しました

　令和(れいわ)元年(がんねん)9月(くがつ)1日(にち)(日曜日(にちようび))荒尾(あらお)総合(そうごう)文化(ぶんか)センター・小(しょう)ホールで、シンガポール孫(まご)中山(ちゅうざん)南洋(なんよう)紀(きの)念(ねん)館(かん)・晩(ばん)晴(はれ)園(えん)との共同(きょうどう)報告(ほうこく)書(しょ)発刊(はっかん)を記念(きねん)するイベント「宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)と孫文(そんぶん)の遺産(いさん)」を開催(かいさい)しました。

　今回(こんかい)のイベントには、シンガポールから国家(こっか)文物(ぶんぶつ)局(きょく)のアルビン・タン副(ふく)局長(きょくちょう)をはじめ、共同(きょうどう)報告(ほうこく)書(しょ)執筆(しっぴつ)者(しゃ)であるクァ先生(せんせい)や晩(ばん)晴(はれ)園(えん)のアンジェラ副(ふく)館長(かんちょう)など6名(めい)が参加(さんか)されました。

　浅田(あさだ)市長(しちょう)とリー董(ただし)事(ごと)の挨拶(あいさつ)によるオープニングセレモニーから始まり(はじまり)、シンポジウム「宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)と孫文(そんぶん)の友情(ゆうじょう)の歴史(れきし)をもとに地域(ちいき)の可能(かのう)性(せい)を考える(かんがえる)」では、共同(きょうどう)報告(ほうこく)書(しょ)の執筆(しっぴつ)者(しゃ)及び(および)専門(せんもん)家(か)から、宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)と孫文(そんぶん)、そしてシンガポールがどのようにつながるのか、またその歴史(れきし)的(てき)価値(かち)や現代(げんだい)における価値(かち)についてお話し(おはなし)いただきました。このシンポジウムで、宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)の歴史(れきし)が今(いま)だからこそ見直さ(みなおさ)れるべきとのコメントを専門(せんもん)家(か)の先生(せんせい)方(かた)からいただくことができました。

　また、荒尾(あらお)第(だい)一(いち)小学校(しょうがっこう)の6年生(ねんせい)によるペープサート「宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)と孫文(そんぶん)の友情(ゆうじょう)ものがたり」では、宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)と孫文(そんぶん)の歴史(れきし)を分かり(わかり)やすく紹介(しょうかい)してもらい、来場(らいじょう)者(しゃ)からもとても好評(こうひょう)でした。

　さらに、宮崎(みやざき)滔天(とうてん)をイメージした曲(きょく)「怒涛(どとう)」が荒尾(あらお)太(ふとし)鼓(こ)により披露(ひろう)されると、その曲名(きょくめい)のごとく、宮崎(みやざき)滔天(とうてん)の波乱(はらん)の人生(じんせい)が音(おと)の波(なみ)となって押し寄せ(おしよせ)、会場(かいじょう)の空気(くうき)が一気に(いっきに)引き締まり(ひきしまり)ました。

　そしてフィナーレでは、これまでの荒尾(あらお)市(し)宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)資料(しりょう)館(かん)とシンガポール晩(ばん)晴(はれ)園(えん)との施設(しせつ)間(かん)同士(どうし)の交流(こうりゅう)からさらに一(いち)歩(ほ)進み(すすみ)、「荒尾(あらお)市(し)(代表(だいひょう)施設(しせつ):荒尾(あらお)市(し)宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)資料(しりょう)館(かん))及び(および)シンガポール国家(こっか)文物(ぶんぶつ)局(きょく)(代表(だいひょう)施設(しせつ):孫(まご)中山(ちゅうざん)南洋(なんよう)紀(きの)念(ねん)館(かん)・晩(ばん)晴(はれ)園(えん))提携(ていけい)についての基本(きほん)合意(ごうい)書(しょ)」を調印(ちょういん)しました。

　荒尾(あらお)市(し)は、これまでの晩(ばん)晴(はれ)園(えん)との交流(こうりゅう)をベースとしながら、先人(せんじん)・宮崎(みやざき)兄弟(きょうだい)と孫文(そんぶん)の国(くに)を超え(こえ)た友情(ゆうじょう)の歴史(れきし)にならって、さらにシンガポールとの交流(こうりゅう)を深化(しんか)させる取組み(とりくみ)を行っ(おこなっ)てまいります。今後(こんご)も荒尾(あらお)市(し)の取組み(とりくみ)にどうぞご注目(ちゅうもく)ください。